- みんなの評価
20件
スティーブ・ジョブズ
著者 ウォルター・アイザックソン(原作) , ヤマザキマリ(著)
ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化!! 第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた、超話題作登場!!
スティーブ・ジョブズ(6)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2015/02/11 19:37
有名な伝記のマンガ化で、ついつい惹き込まれてしまう
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今更言うまでもなく、あのスティーブ・ジョブズの伝記本をマンガ化したものの第1巻です。描いているのは、これもまた今更言うまでもないですが、あのヤマザキマリです。ローマというか世界の様々なことなどを得意としているのかと思っていたヤマザキマリが、なぜスティーブ・ジョブズなのかよくわかりませんが、読んでみれば、それなりに違和感なく読めました。絵柄がどうとかでなく、ここに描かれているスティーブ・ジョブズの人となりが非常に興味深いので、そこについつい惹き込まれてしまうのではないかと思います。
さて、その第1巻です。
原作者であるウォルター・アイザックソンが、スティーブ・ジョブズに請われるようにして伝記を書くための取材を始めていくところから始まり、ジョブズの幼少期からの話が続きます。後にアップルを一緒に立ちあげることになるスティーブ・ウォズニアックとの出会いや、大学入学やアタリで働いたこと、インド滞在と、若い頃のジョブズの話が収められています。
伝記のマンガ化ということなので、実在の人物を描くためでぎこちない感じのタッチのようにも見えますが、そこがある種のリアリティを与えているようにも見えます。
また、単にジョブズの生涯を追うだけでなく、その時々のエピソードについて語るジョブズの姿や関係者の話す姿も描かれており、そこもある種のリアリティを表しているように見えます。もっとも、原作がこのように書かれているのかもしれません。私は原作を読んでいないので、わかりませんが。
それにしても、スティーブ・ジョブズという人が、こんなにも興味深い人だったとは。続きも楽しみです。
スティーブ・ジョブズ 1 (KCDX)
2015/01/28 10:43
ジョブズの生い立ちがよく分かる
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作でも読みましたが、
漫画のほうが、表現力豊かでジョブズの人間性がより理解できます。
漫画としても面白いです。
2017/09/30 12:57
これで最後のジョブズ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーブ・ジョブズの伝記をマンガ化したものの最終巻。
アップルのCEOに戻り、iMacからアップル・ショップの立ち上げ、さらにiPodやiPhone,
iPadへと、現在のアップルのラインナップを作り出していったあたり。それと平行して、病に倒れながらも代替医療に走り、最後までジョブズらしさを貫いていったところが描かれている。どこまでいってもジョブズのセンスというか、ある種のポリシーというか、そういったものがブレないまま亡くなったのだと思うと、やはり伝説の人と言えるのだろう。
これまでの5巻に比べると時間の流れ方が早いようにも思われたが、これは原作がそうなっているのか、マンガ化にあたってそうなったのか、原作を未読のためわからない。だが、比較的新しい話のために、もともとこのような描き方しかできなかったのではないかと思えてくる。
原作の分厚さに負けてしまって未読のままだったが、このマンガで面白く読めたので、原作も読んでみようかと思った。