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29件
傷モノの花嫁
幼い頃、あやかしに攫われ体に妖印を刻まれたことで、一族の人間たちから「傷モノ」と虐げられてきた菜々緒。予定されていた白蓮寺家の若様との婚姻も従姉の暁美に奪われ、妖印を隠すため猿面をつけさせられて、惨めな生活を送っていた彼女はある日、紅椿家の若き当主・夜行と出会う。
とある事件により面が外れ夜行に素顔を見られてしまう菜々緒だが、夜行はその美しさと霊力の高さに興味を持ち――。
傷モノの花嫁(7)
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2025/05/28 23:38
表情
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投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
菜々緒への溺愛ぶりが止まらない旦那様が可愛くて好きです。自身の気持ちを大切にできるようになってきた菜々緒の表情が好き。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年5月13日】傷モノの花嫁(1)
2025/05/10 17:22
和装絵が美しい
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投稿者:まのん - この投稿者のレビュー一覧を見る
着物の絵が本当に美しい。
デッサンがもともと良くないと、着物姿の絵に違和感がどうしてもあるのだが、画力がしっかりしているので、とても華やかで美しい和装絵である。
王道のシンデレラストーリーが軸になっているが、設定がしっかりしているので、これからの菜々緒の人生がどうなっていくのか、続きが気になって仕方無くなる。
シアワセな人生へ・・・とは、一筋縄ではいかないハラハラ感満載の話です。
何故なら、先生の嫉妬が強い人間と、執着心の強い人間の描き方が、本当に怖いです。
かなりの恐怖心が湧きあがるが、でも怖いものみたさもあり、余計に菜々緒への同情心も湧きあがり応援したくなるのである。
2025/04/10 13:42
昔の許嫁からもらったかんざしを持ち続けていた菜々緒。夜行はそのことで傷つくが。。。
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投稿者:あり - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜行と一緒に街に出た菜々緒。美味しいプリンに綺麗な日傘。
病院では妖印の匂いを消す薬ももらえた。が、そこで、白蓮寺家でいじめを受けた当主夫妻に会う。
菜々緒が簪を持っていた理由。夜行にすぐには言えなかった理由。
妖に攫われた自分の愚かさを忘れないよう、そして、生きることに耐えきれなくなった時には、妖印を受けることになったきっかけのかんざしで喉を着き、この世を去ろうという悲壮な決意。悲しい。。。
それを聞いた夜行が、「きっとお前が幸せに生きられる場所を作る」と約束してくれた。夜行の強さ。でも生い立ちには影もありそう。二人の幸せを祈って。。。