ありさんのレビュー一覧
投稿者:あり
2024/09/11 17:06
心が優しくなるような物語。電子だからこそのカラーの美しさも堪能できます!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
美しい妹に比べられ、吃音の障害もあり、父公爵に冷たくされてきたマクシミリアン。ドラゴン討伐に出ることを条件に結婚を半ば強制された下級騎士のリフタンは、初夜の翌日出立し、3年後見事ドラゴンを倒して英雄として帰還する。吃音の娘を恥じて体罰を与え続けてきた父の仕打ちに慣れて、男性を怖がるマクシミリアンは、最初こそオロオロしていたものの、次第にリフたんの優しさに惹かれていく。マクシミリアンの素直な心が、また、リフタンのそんなマクシミリアンを包むような不器用な優しさが読む側の心にも染み入ってきて、幸せな気持ちになる。
第2巻が待ち遠しいです。電子だからこそのオールカラーの美しさも堪能してください!
期待してなかったのに、とってもハマった!アーサー素敵!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
攻略対象から逃げまくるヒロインって、意外性高くって面白い。どの攻略対象も素敵なんだけどなー!
この後、エロゲームの本性出てくるのかしら?
それも楽しみの一つです!
2025/05/26 14:53
ルビニス城に忍び込んだルネたちが囚われ、王妃が祝杯を持ってくる。「血のような色のワイン」!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ルビニス伯に囚われ、人質にされたマルグリット。王妃と共に過ごすが、その様子がおかしいことに気づく。一方、アメティス伯は、王妃から血の色の毒の話をしたことをルネに告げる。ロラン王は毒殺された可能性があることもわかる。
ルビニス国独立を認める話し合いが行われる前夜、ルネたちはマルグリット奪還のためにルビニス城に忍び込むが囚われる。ルネもマルグリットも絶体絶命。その時に王妃が持ってきた祝杯。その血の様な色を見てルビニスはくが興奮。王妃を非難し殺そうとする。「ロラン王と同じ毒で死ねることを喜べ!」王妃は、これまでずっと少しづつ毒入りのワインを彼に飲ませ、その判断力を奪い焦燥感を強めてきた。全員の前でルビニスはロラン王を殺したことを明らかにし、反発した騎士たちに追い詰められ、ルビニスは崖下に落ちる。
ついに、無表情の「氷の王妃」と言われてきた人の真意が明らかになった。愛したただ一人の人の復讐のため、周りを偽り続け、決定的な瞬間を待っていたのだ。ルビニスの罪を明らかにし、ルビニスを葬るため。
この人の強い意志は美しい。たとえ自分の息子を可愛がることができなくとも、その命を最も安全な方法で守り、夫の仇を討った。
2025/05/25 20:19
追っ手から身を隠すルネがルナリアに辿り着く。王となる準備を進めるルビニス伯。さあ、どうなる!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
追っ手の手を逃れるうちにルナリア領に入り込んだルネたち。ルネはマルグリットを巻き込むことを拒むが、マルグリットは洞窟までやって来て、ルネたちを山奥の礼拝堂に隠す。ルネはルナリアに長くは留まれないと、ある友人の元へ赴くことを決意。
ルビニスはマルグリットを疑いルナリアを捜索させるが、見つかったのは護衛のみ。
王都ではルビニスの王への戴冠式の準備が進む。果たしてルネは間に合うのか?
いやあ、ドキドキしながらページを繰った。アルシュの誠実さが心に染みる。王城を封鎖したレオのお父さん、偉い!登城したルビニスの怒り!
そこに巡り合わせたアルシュのすっとぼけぶりが最高!さあ、反撃だ!!
2025/05/25 19:26
ルビニスは宰相に。ルネはハワ離宮に。マルグリットはルナリアに帰って結婚の準備・・・。しかし!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ルビニス伯は無事宰相に。ルネは静養のためとハワ離宮に追いやられる。マルグリットは結婚の支度のためルナリアに帰る。ハワ離宮に立ち寄った彼女はルネと本音で語り合う。しかし、王城へ向かったルネは襲われ行方不明に。ルナリアでは、この気に反乱を起こそうと若者が騒ぎ、ルビニス伯との関係が疑われる領主も賛同する。
これは、おかしいと思わなければ。これは罠だろう。今反乱騒ぎになれば逆にマイナス。イライラするくらい、人々の思惑はすれ違う。ルネとマルグリットが無事に結婚し、国を治める日が来ることを祈って!
2025/05/25 14:41
ルネの体調が悪い。差し入れを作ったマルグリットはルネ毒殺未遂容疑で獄中に。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ルネの体調が日を追うごとに悪くなっていく。庭で会えたマルグリットは、ルネに「星の石」を見せてもらいホッとする。彼のために体力のつくものをと焼き菓子を作った彼女は、それを口にした直後お倒れたルネの殺人未遂容疑をかけられ牢獄に。。。アメティス伯が容疑を晴らしてくれるが、ルネの体が弱いことを理由に、ルビニス伯は宰相になろうとする。。。
いやはや、悪知恵の働く男一人に振り回されて、周りは大変だ。よくもまあ、次から次に。しかし、王妃の渡した盃に多分毒は入っていなかったのだろう。彼女の胸の内がとても気になる。アメティス伯の「血の色のような毒」は、前王の詩と関わりがあるのではないか?そしてその復讐を王妃は果たそうとしているのではないか?どんどん面白くなってくる。
2025/05/24 21:15
派兵を止めるため仮病を使ったルネはルビニスの疑いを招き、命を狙われ始める。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
オンブロディアはアルシュの手で平定されそう。王の鎧の威力も手伝って。。。
一方、オンブロディアに兵を貸し恩をきせようとしたルビニスの目論見を止めるため仮病を使ったルネはルビニスに疑問を抱かれ、狩猟大会でマルグリットを狙ったと見せかけた「事故」で毒矢を受ける。マルグリットを助けたことが公になったルネは、ルビニスに本気で消されようとしている。。。
王妃の心が読めない。ルネのことを守ろうとしているのか、誰かを命をかけてでも復讐の牙にかけようとしているのか?話はそろそろクライマックス。う〜ん、どうなっていくのか、楽しみだ。ルナリアの毛織物の良さが知れ渡りそうなのも嬉しいな。
2025/05/24 20:43
思っても見なかったルネとオンブロディアの王女との結婚話。揺れるマルグリットの心は?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
マルグリットとの婚約を阻止するためルビニス伯はオンブロディアの王女ありあとルネの結婚を画策する。マルグリットたちは慌てるが、そんな中、両国での話し合いをするために集まった砦で、何者かに呼び出されたマルグリットはアルシュ王子と二人で塔に閉じ込められる。夜中の密会を疑われる状況で。秘密の通路を使って、マルグリットを助けるべく入ってきたルネとレオ。ルネの知恵で、なんとか皆は無事この危機を切り抜ける。ふふふ、またしてもルビニスの奸計は打ち砕かれる。
しかし、まあ、この人の悪どさったら。今度はオンブロディアで王の後継を狙う王子に蜂起させ・・・。いや、もう、ややこしくて。。。こんな時代、宮廷で生きた人人は大変だったろう。ほんの少しの油断に足を救われ、命を、自らの首を物理的に失いかねないのだから。しかし、ルネがようやく、「本気」を見せてくれたこと、マルグリットと共に祝おう!
2025/05/24 17:56
マルグリットにロレンディアの王子との婚約話がくる。仇の国の王子とと悩むも相手がルネとわかり・・・。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ルビニス伯の息子との縁談に悩んでいたマルグリットに、急にロレンディアの王子との婚約話がもたらされる。仇の国の王子と・・・と悩むマルグリット。拒むこともできないまま王城に。そして、相手がルネと知ってさらに混乱する。しかもルネの態度はそっけなく「君と会うのは不愉快だ」とまで言われてしまう。ルネは何事かを思い詰めたように、陰からマルグリットを見守る。切ない心が伝わってくる。どう、動いたら彼女を安全にしておけるか。。。彼にはまだ力がなさすぎるのだ。
そんな時にルビニス伯が、マルグリットなどより他の国の王女がルネの結婚相手に相応しいと言い出す。なんと間の悪いことに、彼女を見つけ出すきっかけを作ったのはマルグリットだった。
なんと皮肉に物事は動いていくことか。それぞれの思いがなかなか伝わらずもどかしい。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年5月28日】亡国のマルグリット 6
2025/05/23 20:51
ルネは王への道を歩く事を、マルグリットはルナリスの民のために戦う事を決意する。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
王城に戻ることを決意したルネはマルグリットに指輪を私、淡い口付けを残し、去る。自分が王になることが最善の道と信じて。
一方、金山の金が盗まれる日にすらは警戒を強める。マルグリットらは近くでルナリスのために働く若者たちとの交流を深め、鉱山奪還に備える。
ついに来た。マルグリットが伯父の前で正体を明らかにし、戦いを始める時が。若者たち、商人たち、十分な力は蓄えられたのだろうか?いや、今は賭けるしかないのかもしれない。幸運を!
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年5月28日】亡国のマルグリット 4
2025/05/22 20:57
ルナリアに、国も知らない新しい金の鉱山がある!マルグリットは父の「王の指輪」を渡される
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
旅の途中、マルグリットはルナリアの毛織物の紛い物が作られていることを知り、さらに、ルナリアで、国も知らない新しい金の鉱山が稼働、大量の金が産出されていることを知る。その金を扱っていたのは父と母を殺した、ルビナスの部下、隻眼の男だった。ルネは母の元に帰ることより、王弟アメティス伯の元に身を寄せることになる。
ルネはマルグリットに淡い情を寄せている。役者もそろって、物語が収束に向けて大きく動き出す予感。
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint7【電子書店共通特典イラスト付】
2025/05/21 20:56
サザランドを300年前に襲った黄斑病が変異し、再び島民を危機に陥れていた。それを知ったフィーアは?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
サザランドで拉致されるように病人の元へ連れて行かれたフィーア。追ってきたカーティス団長が島民に大怪我を負わされる。彼の意識は300年前、大聖女の護衛騎士だったカノープスの記憶を持って蘇る。
300年前、理不尽にも下位のものとして救助を拒まれた島民たちを 大聖女は、責を一人で追って助けに行く。一人残らず滅ぶと思われた島の民族は助けられた恩を永遠に心に刻むと約束し・・・。
そして現代の今、島には変異した黄斑病で何百もの死者が出ようとしていた。フィーアは治そうとするが、カノープスに止められる。騎士として行動し、聖女であることを隠しているのに、その正体がバレるようなことをしても良いのか、という意味の問いだった。カノープスの記憶と意識が戻ったカーティス団長は、これからもフィーアに使える許可を彼女から得たが、それがどれほどの重みを持つことになるのかフィーアにもその時は分からなかったし、読む私たちにもわからない。ただ、300年前、魔王討伐の後フィーアだけが取り残され、無惨に殺された未来を変える布石になってくれればと願うばかりだ。
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint6【電子書店共通特典イラスト付】
2025/05/21 17:09
サザランド領へ同行したフィーア。大聖女の生まれ変わりという島民の信仰に合わせることを承諾してしまう。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
シリル団長、つまりサザランド公爵のお供としてサザランド領を訪れるフィーア。思わぬところで、シリル団長の強さを目撃!また、彼の母だった聖女とその夫君の非業の死を知る。住民の中にある、聖女信仰と騎士団への反発。これらを解決するために同行したのだが、何しろ本物の生まれ変わり。あちこちで、ついつい本物の聖女しか知らない言葉を発し読むものをハラハラさせる。魔王の右腕に復讐されないように、目立たないようにするはずじゃあなかったの?
しかし、人の良いフィーアは、地元の人々の蘇り信仰に話を合わせることまで、軽〜い気持ちで引き受けてしまう。危ないよ〜!
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint5【電子書店共通特典イラスト付】
2025/05/21 08:50
なんとな〜くバレつつあるフィーアと黒龍王の関係に、周囲はビビりまくる!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
黒龍王送還の儀は半日で終わり、青竜の肉で宴会。しかし、事情を知る団長たちの振る舞いがとっても微妙。黒龍王がフィーアの気持ちにかかわらず、無礼を働いたと自分で判断すれば、即肉の塊に・・・などという誤解が広まっており。王になるため、旅に出たザビリアを思い寂しさを募らせるフィーアのお友達にシリル団長が有無を言わせず立候補。
クエンティン隊長に鱗を一枚上げるにも大騒ぎ。
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint4【電子書店共通特典イラスト付】
2025/05/20 20:11
黒龍王にねぐらに帰ってもらう作戦のため森に入った騎士団、予想外の魔物に襲われ窮地に!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
黒龍王にねぐらに帰っていただくために森に入った騎士たち。予想以上の魔物に襲われ、各隊が危険にさらされる。それを救ったのはフィーアとザビリア。
ザカリー団長だけが、真実の重さを把握し、問い詰めるが、フィーアは自信が聖女だと知らせると彼らの身が危ない事を心配し、全てを話すことができない。ザカリーは騎士には緘口令を敷き、秘密を共有するものを選び、状況を確認する。クエンテイン団長など、第4魔物騎士団団長の座をフィーアに、などと言い出すが。。。