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1件
うわさ
著者 ももち麗子(著)
わたしをどこまで追いつめれば気がすむの!! それは、まなみがつきあっていたブンちゃんに別れを切りだした直後からはじまった。無言電話やイヤガラセ、最初は無視したまなみだが、元彼のストーカー行為は執拗にエスカレートして……。多発する卑劣なストーカー事件の真実を暴く問題提起作品。他、いじめの恐ろしい連鎖をテーマにした読み切り「さけび」を収録。
うわさ(1)
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【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2023年11月24日】うわさ プチデザ(1)
2023/11/11 16:41
別れかた
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投稿者:にゃん太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
付き合ってはダメな人もいる。実際こういう展開もあるから気を付けないといけない。ラブラブでも別れることもある
うわさ (講談社コミックスデザート)
2002/06/09 16:13
普通の日常から始まる恐怖。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
カッコ良くてお金もあって、自分にすごく惚れている年上の大学生“ブンちゃん”とつきあっていた女子高生のまなみ。けれど、彼の独占欲の激しさにキレて別れてしまう。けれど彼はあきらめず、何度もまなみの前に姿を見せる。つきまといは次第に常識から外れたものになっていき…。
かつては大好きだった相手がストーカーとして異常な行動を取り始める。その時、自分だったらどうするだろう? そんな疑問をふと抱いてしまうほど、この漫画はリアリティに満ちている。片方が加害者、もう片方は被害者という明確な境界線がない所にも恐怖を感じる。
はっきりとした別れの言葉を口にしないまま、別れたつもりになって新しい相手と付き合い始めたまなみ。彼女は新しい彼が怪我をさせられても、元彼を警察に突き出すことができない。感情の起伏が激しく、ちょっとしたきっかけから異様な激しさで豹変するブンちゃんは、その一面では「純愛」と呼べるほどのひたむきさを持っている。元彼につきまとわれるまなみのために熱心に協力するものの、それに自分の生活をかき回され、次第に離れて行ってしまう友人達。「相手を慕うこと」と「ストーキング」の線引きをできない警察。
それぞれに皆、長所と短所があり、それらが絡み合ってやがて物語はコワイ結末を迎える。単にコワイだけじゃなくて、考えさせられるシーンがとても多い漫画だった。
うわさ (講談社コミックスデザート)
2002/06/10 20:28
なぜ毅然とした対応ができないのか?
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投稿者:ひも - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ中、これだけは本質的な問題がつかめませんでした。ストーカーの恐ろしさは充分に伝わってくるのですが、それでも元カレのストーキング行為をかばおうとする主人公の心情が理解できません。そんなものなのでしょうか? 「考えるヒント」があまり多くないこともあってか、読者が自分は何をすべきかを見いだしにくかったように思われます。