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19件
ゴールデンゴールド
著者 堀尾省太(著)
福の神伝説が残る島・寧島で暮らす中2の少女、早坂琉花。ある日、海辺で見つけた奇妙な置物を持ち帰った彼女は、ある「願い」を込めて、それを山の中の祠に置く。すると、彼女の目の前には、“フクノカミ”によく似た異形が現れた――。幼なじみを繋ぎ止めるため、少女が抱いた小さな願いが、この島を欲望まみれにすることになる。
ゴールデンゴールド(9)
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2017/01/23 10:39
騒乱のはじまり
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひきというか、毎回毎回気になるところで終わります。ちょっとづつ明かされる福の神の能力と過去。新たなキャラも出てきて、どんどん広がってきます。
とりあえず前作でちゃんと広げた風呂敷たためている作者なので、とことん付き合っていきたいです。
グロくないホラーと言うかサスペンス?SF?中々言いようのない雰囲気で、類似作品が全く思いつかないからなんとも言えないが、日常がちょっとづズレていく恐怖があります。でも福の神が愛嬌と奇妙紙一重の造作で時に怖くもあり、愛らしくもある。
コミック待てないから、雑誌で追いたくなる!
2020/12/09 14:45
コミックの絵の力
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミックの絵の力 画力というものの本質を再認識させる力作。コミックを読む時、ついつい表面上の画の美しさや可愛らしさ 丁寧さで画力を判断しがちであるが、この作品のようにフクノカミの絵だけで、ストーリーの不気味さ空恐ろしさを表現することができるのが真の画力であると 再認識させられた。
ストーリーは人間の心の底に秘めている「欲望」があるきっかけでどろどろと噴き出してくる有様を抑えた調子で描き出している。
2020/07/06 21:14
「刻々」の作者さん
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nana - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方は本当にヒット作生み出しますね
現代シリアスファンタジーな作品を描くのが巧みです
寄生獣などのジャンルと同じ枠だと思います。(このジャンル好きな方は絶対に外さないかと、という意味で星5)
絵柄は劇画とポップの中間でドラマチックな物語に非常にマッチしてます。愛らしくもガッツリ写実的。主人公の女の子がおばあちゃんこで可愛いです。
肩の力を抜いて見れるコマも忘れずに。ややこしくなりそうな所はサクッと分かりやすく語録を駆使したセリフで魅せます。
7巻の最後はまさに「まさかー!?普通そんな展開になる?」と心弾ませられました。
最新刊が毎回待ち通しいです。