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249件
ピアノの森
著者 一色まこと(著)
森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。
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ピアノの森(26)
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ピアノの森 26 The perfect world of KAI (モーニングKC)
2015/12/24 13:07
アンコール!を叫び続けたい
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう終わってしまった……。というのが、まず第一の思い。連載誌の廃刊、再スタートを経て、カイと阿字野の成長と周辺環境の変化に一喜一憂してきた18年だった。
もともとピアノはジャズのほうが好きで、クラシックピアノはアルゲリッチとグルドを数枚持っている程度だったが、この作品に接して幅が広がった思い出深いシリーズでもある。
何より、描写と心象風景だけで感じられる音の世界の表現に、一色まことの新しい魅力を見せてくれた。ストーリーも人間味・人情性あふれる“らしさ”満載の一色ワールドを展開、新刊をこれほど待ち望んだ作品もないくらいだ。
今までも何回か泣かせてもらったが、この最終巻、カイの阿字野への思いにまた涙。番外編でもスピンアウトでも、シリーズとして続巻が描かれるまで、アンコール!を叫び続けたい。
2018/05/26 20:24
永久に続く
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ海の活躍を見たいと思いました。ところで、読者も海の手の手術だと疑わなかったでしょうが、まさかの阿字野の手だとは。海は恩師ではなく、今度はライバルとして再びピアノの世界へ一緒に立つことを選んだ。海の心意気は見習うところ多すぎです。そして、ショパンの曲をこれほど聴きたいと思ったのも、この作品のおかげです。
ピアノの森 26 The perfect world of KAI (モーニングKC)
2016/01/11 21:31
最高のラスト
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長い間追ってきてよかった!と思える素晴らしいラストです。
カイくんが主人公ですが、もう一人の主人公は阿字野先生だったんだなということがはっきり分かりました。涙なしには見れません。
登場人物みんなが幸せになれるハッピーエンドの名作です。