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24件
着たい服がある
著者 常喜寝太郎(著)
女子大生マミには、誰にも言えない「秘密」があった。それは、「ロリータファッション」に憧れていること。背が高く、一見クールなマミは、家族からも友達からも「かっこいい女性」像を自然と求められ、そのイメージから外れることに臆病になっていた。だが、周りの目を気にせず奇抜すぎるファッションをし続けるバイト先の同僚・小澤くんに感化され、徐々に「本当の自分」を開放していく――。
着たい服がある(5)
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着たい服がある 5 (モーニング)
2022/01/30 23:51
誰しも共感出来るポイントがあると思いました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
何度もマミさんが小澤さんを心配して
気持ちを聞こうとしたり、歩み寄ろうとしても、
小澤さんがすぐに気持ちを開こうとしないところが
とても良かったです。そうだよな、すぐに本音は
話さないよな・・・と思いながらすごく共感出来ました。
それから、小沢さんが就職した店のオーナーさんが
とても良い人で、彼の涙はとても心に響きました。
良いオーナーさんの元で小澤さんが気持ちよく安心して
働けたらいいな・・・と想像しました。
服装を入口とした自己表現などへの葛藤だけではなかった。
いろいろな不条理や家族を始めとした人間関係の
なかなか表に出ないけれども、誰もが心当たりのあるような
出来事が丁寧に描かれた作品でした。何度もすごいな!
こういうことをきちんと描くって難しいだろうな・・・と感じながら
読みました。
この作品を読むことが出来て良かったし、
おそらくロリータなどに全く関心がない人でも
多くの人に共感出来るポイントが
盛り込まれた素敵な作品だと思いました。
これからもきっと、何度も読み返すと思います。
2021/01/14 16:28
着たい服がある
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mahiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
服飾を通して、夢や未来に向かい、一歩一歩進んで行く姿を登場人物皆に重ねられています。すごく読後感が良かった。皆、頑張りましょう!
2019/04/16 21:15
2巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族と分かりあえたのは良かった。
少しずつ確実に自分の好きを出そうとしているのは応援できるし、泣ける要素もあった。

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