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9件
彼岸島
著者 松本光司(著)
吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最後、再び生きて還ることはない……。大学に合格したばかりの宮本明(みやもと・あきら)の兄は、2年前に行方不明となっていた。実は彼は彼岸島へ連れ去られ、現在一人で身を隠し生活していたのだ。そんなある日、明の前に現れた謎の美女。彼女は行方不明の兄の免許証を持っていた。それは恐るべき島への誘い。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がる――。戦慄(せんりつ)の吸血鬼サバイバルホラー!!
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閲覧期限:2025/05/08 23:59
彼岸島(33)
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彼岸島 1 (ヤングマガジンKCスペシャル)
2003/06/04 11:14
夏の夜にオススメ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこバス - この投稿者のレビュー一覧を見る
行方不明になった兄を探しに、正体不明の妖しい美女に誘われて訪れた田舎の村。そこは一年中彼岸花が咲き乱れ、吸血鬼に支配された孤島だった!
1、2巻は主人公の弟が問題となる島へ渡るまでの導入部。
初めから徹底的に吸血鬼と戦うシーンは目を見張るものがある。
脇を固める主人公の仲間のキャラクターも面白く、今後どのような展開になっていくのか目が離せない。
既存の吸血鬼の設定を踏まえつつ、暗闇では目が見えにくく嗅覚に頼る事など新しいモンスターの誕生と言った感じだ。
吸血鬼との対決も見物だが、その背景にある彼岸島という謎の孤島とそこに住まう人達の狂気に、これから起こるだろう恐怖を感じずにはいられない。
主人公は兄を救う事ができるのか?
吸血鬼の正体はいったいなんなのか?
謎が謎を呼ぶストーリー。ぜひチェックして欲しい。
彼岸島 13 (ヤングマガジンKC)
2006/01/10 11:50
危機の連続にハラハラドキドキ、でもマンネリ化の臭いが……
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代に生きる吸血鬼達との戦いを描いたサバイバルホラーである本書『彼岸島』。絶望的とも思える状況で戦い続ける主人公達に、ようやく一筋の光明が差し込むのがこの13巻。しかしながら、どんな時でも一筋縄ではいかないのがこの物語。ホッとする間もなく、新たな危機に直面する。
どの巻を読んでもハラハラドキドキの連続で、絶望に絶望を塗り重ねていくようにさえ感じる。だが、主人公達は諦めない。諦めは“死”、もしくは“人間ならざる者への変貌”と直結しているからだ。いつでも希望を失わないというこの姿勢は、見習いたいものだ。
ただ、ここまで物語が進んで、一つ気になることがある。もっと単純にならなかったのだろうか、ということだ。次から次へと現れる恐怖は楽しみでもあるが、13巻になってもまだ似たような状況が続いているというのには、マンネリを感じてしまう。読者離れを抑えるため『北斗の拳』も『ドラゴンボール』も必要以上に話を伸ばされ、その挙げ句、1巻から通して読んだ場合、物語の後半になると飽きてきてしまうという、本末転倒の現象を引き起こすことになった。この『彼岸島』にも、似たような臭いがし始めている。一つ危機を乗り越えても、必ず次のより大きな危機が立ち塞がる。このサイクルが今後も続くのかと思うと……かなり心配である。
とりあえず、この巻までは何とか“楽しめ”た。この先どうなるのか、一応は期待していたい。
2016/12/24 11:19
やっと読了
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レビュ猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
展開が面白く、変に複雑な設定や技もなくシンプルに雅を倒す話だったのでサクサク読めた。
しかし所々だいぶくどい感じもする。
連載のため、前の話がどんな話だったかを描くのは良いがそれが長すぎる&そのまんまの時もあり、野暮ったく感じてしまった。
それ以外も流れを止めてしまう絵や構図、コマがあったのが、途中で読むのをやめようかと思った要因である。
しかし結局最後まで一気に読ませてしまう面白さがあった。
読み返す気力はないが続編?もそのうち読んでみようと思う。