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7件
仮面ライダー
著者 石ノ森章太郎(著)
城北大学生物学研究室一番の秀才である本郷猛。彼の優秀な頭脳と類稀なる身体能力に目を付けたのは、世界征服を企む悪の秘密結社・ショッカー! さらわれた猛は驚異的なバッタの能力を持つ改造人間へと改造手術を施される。が、脳改造の寸前、恩師・緑川博士に助けられ、敵のアジトを危機一髪で脱出。この時から、本郷猛は大自然がつかわした正義の戦士となった……!! 変身ヒーローの代名詞・仮面ライダー、ここに登場!
仮面ライダー(3)
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2014/10/26 17:52
冒頭カラーページがすべてを物語っている
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今でもその時の衝撃がすごくて、このマンガが様々な形で刊行されるたびに買い求めたくなってしまうのが、冒頭のカラーページです。
無影燈と思われる光の輪と重なるように逆さまに描かれている本郷猛の姿から始まるこの『仮面ライダー』は、それまでの少年マンガのような子ども向けの絵柄でなく、劇画タッチになっていました。当時小学生だった私には、それだけで今まで読んできたマンガとは違うのだという気分にさせられたものです。
しかもカラーページが10数ページにもわたって続き、電撃シーンとそのあとに本郷猛の顔に傷跡が残るというところまでカラーなのです。
そんなカラーページは、今までの紙媒体ではなかなかカラーで再現されませんでした。それがちゃんとカラーになっているというだけで、電子書籍化を歓迎します。
第1巻には『ぼくらマガジン』に掲載された分と、『週刊少年マガジン』に掲載誌を変えてからの3回分、ショッカー怪人でいうとくも男、こうもり男、コブラ男が登場する話です。
石森(敢えて、こう書いてしまいますが)マンガに登場するヒーローに共通するところですが、仮面ライダーも決してただ強いだけのサイボーグではなく、弱みをいくつも抱えた悩めるヒーローとして描かれているのが、テレビ版『仮面ライダー』とは異なるところでしょう。
マンガあるいは静止画でありながら、仮面ライダーの動きを十二分に描くために見開きページが多く使われていたり、コマ割りなどにも工夫がされており、カラーページ以外でも読み応えがあります。
そういった意味で、やはりこれは石森章太郎の代表作だと言えるでしょう。
2025/04/29 03:04
本郷猛の心を継ぎ、悪の秘密結社たるショッカーに戦いを挑む一文字隼人
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の時代から、その作品に親しんでいた巨匠、
手塚治虫の仲介で、初めて作品を世に送り出し、
昭和の半ばには「漫画の王様」や「漫画の帝王」
とも呼ばれ、平成以降は自称「萬画家」となった、
多種多様な作風で知られた作者による作品の
電子書籍版です。
本商品に収録されている作品は、
仮面ライダーの第三巻。
2025/04/29 02:58
手術を施されて驚異的なバッタの能力を有する改造人間となる本郷猛
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校時代より、その作品に親しんでいた巨匠、
手塚治虫の仲介によって、初めて作品を世に送り、
昭和の中頃には「漫画の王様」や「漫画の帝王」
とも称され、平成以降は自称「萬画家」となった、
多種多様な作風で知られた作者による作品の
電子書籍版です。
本品に収録されたのは、
仮面ライダーの第一巻。