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9件
ギョ
著者 伊藤潤二
恋人の華織を連れて、沖縄にやって来た忠。だが、スキューバの最中に水中を弾丸のように泳ぐ生き物に出くわし、その直後にサメに襲われかける。海から上がり、別荘に戻った忠たちだったが、今度は華織がおかしな臭いがすると言い始めた。その事が元で口論になり、華織は部屋を飛び出す。戸外でもなぜか悪臭が漂い、今度は目にも止まらない勢いで走る生き物が…?
ギョ 2
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2019/08/03 23:39
魚が歩く!!
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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
魚が歩く!続編。
歩行メカニズムに魅せられてしまった小柳先生には、なかなか味わいがある。
別荘も持ち、研究資機材も意のまま、彼は一体何者なのか。
割りと荒唐無稽な作で、投げっぱなしなのだがそれもまたよし。
特別収録の『大黒柱悲話』、「うぐぐ・・・・・・話すと長くなる・・・」だそうだが気になって夜も眠れない。
ダジャレで一本仕上げるとはいい度胸なので、仕事を放り出してもぜひ伺いたいものである。
『阿彌殻断層の怪』(あみがらだんそうのかい)、アイディアも絵も秀逸の一言しかない。
なぜか見ていると妙に体がむずがゆくなってしまう…。
ギョ 2 うごめく不気味 (ビッグ コミックス)
2015/10/26 01:28
思わず匂ってきそうな緻密な描写
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投稿者:クータン - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻では単に魚が暴れまわるだけだったが、2巻では更に他に生き物も機械の捕獲対象になる。人間も当然例外ではなく、細菌によって見るも無惨な姿になった人間が機械の単なる動力源となる様子は見ていてかなりの恐怖を感じた。
先の読めない展開、緻密で不気味な描写に埋もれがちだが、主人公が結構かっこいい。例え彼女が細菌で悲惨な姿になっても、機械の動力源にされても、決して見捨てることなく助ける様子はちょっと感動した。
ギョ 1 うごめく不気味 (ビッグコミックス)
2015/10/26 00:43
タイトル通り、本当に不気味!
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投稿者:クータン - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊藤潤二の奇怪な発想力が発揮された今作。
まず謎の機械が魚に取り付いて陸上に上がり、走り回り、人間を襲うという全く理解の出来ない展開。これはほんの序の口で、ここから衝撃の展開が続きます。
全く先の読めない展開は留まる所を知らず、思わず引き込まれてしまいました。