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ドロヘドロ 完結
著者 林田球
▼第1話/カイマン▼第2話/ハングリーバグ▼第3話/悪夢の中のアイツ▼第4話/袋の中▼第5話/食事中はお静かに▼第6話/隣の町の魔法使い●主な登場人物/カイマン(魔法で爬虫類の頭に変えられた男。かけられた魔法を解こうとしている)、ニカイドウ(カイマンの友達で、食堂を経営している。武術の心得もある女)、藤田(相方とホールに魔法の練習に来て、カイマンに襲われる)、煙(藤田の上役。部下がカイマンに殺されたのが気に入らず、復讐を決意)●あらすじ/自分を醜い姿に変えた、憎むべき「魔法使い」を頭からバックリ!! 口の中にもう一人の人間を住まわせた謎の異形の男・カイマン。魔法使いたちに姿を変えられた時に記憶を失い、いまはただ連中を狩る日々を過ごしている。「口の中の男」が犯人を言い当て、元の姿に還れるその日まで…(第1話)。●本巻の特徴/ドアによって隔てられた2つの世界。「魔法使い」の世界の住人たちは、自らの魔法でドアを作り出して、もう一つの世界「ホール」にやって来た…!! 魔法使いによって、頭を爬虫類の醜い姿に変えられた男・カイマンが本来の姿を取り戻すため、友達のニカイドウと共に、魔法使い狩りに立ち上がる。対する魔法使いたちも反撃を企て…。スリルと混沌に期待が高まる第1集!●その他の登場人物/恵比寿(爬虫類の魔法を使う女。カイマンに顔を傷つけられた)、心(煙の雇った殺し屋。先輩格。何でもバラす)、能井(煙の雇った殺し屋。後輩格。こちらは何でも直す)
ドロヘドロ 1
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2007/09/26 21:23
脱力ファンタジー
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世の中には、人間と魔法使い、そして悪魔がいる。
魔法使いはどこからか突然、どこでもドアのような扉から人間がいるホールへやってくる。そして、人間を魔法の練習台にするのだ。ホールには練習台にされて虫男や得体のしれないものにされた人間がいっぱい。
カイマンは魔法使いのせいで顔をトカゲに変えられたらしい。でも昔の記憶がないから本当かどうかは不明。
元に戻すにも、自分だけはなぜか魔法がきかない。それになぜか口の中にはだれか別の人間がいるらしい。とりあえず、魔法使いの頭を片っ端から口の中に突っ込んでみよう。そうすると口の中の奴は『こいつは違う』といってくれる。
親友のニカイドウも手伝ってくれる。よしがんばるぞ。
話はちょっとグロテスク。個人的にはHUNTER×HUNTERに似た感じがする。
内容はちょっとグロテスクなのに、魅力的なキャラクターにとても惹かれる。人間、魔法使い、悪魔どれをとっても個性が強く、どこか笑えるのだ。
まあHUNTER×HUNTERの主人公は平和ずきなのに対して、こちらは『違う』といわれたらもういらない。魔法使いを殺してしまうが。
血みどろのバトルがあったと思ったら、突然ゆるーい笑いが出てきたり。この絶妙なバランスがすごくいい。
魔法使いは普段、マスクをかぶっている。それは心臓の形だったり骸骨だったり。実はそれは年に1度、悪魔がつくっている。但し、悪魔が気に入ったものにのみ。力の弱い魔法使いは悪魔に贈り物を用意して、気に入ってもらおうと努力したり。作ってもらえない場合は、残念ながら自分で準備。悪魔はマスクの出来が良いと花をくれる。
メインのストーリとは関係がないのに、妙に凝った設定があったり、これもこの奇妙な世界感を作り上げる一因なんだろう。
この不思議世界をぜひどうぞ。
2020/08/13 01:09
本当に面白かった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリアスとコミカルの調和とは、こういうことだと思う。
ラストも最後ではなく、未来を感じさせる。
どのキャラも魅力的だったので、別作品で再登場があれば、嬉しい。
電子書籍ドロヘドロ 4
2020/01/26 16:54
一気買い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Panda - この投稿者のレビュー一覧を見る
結論から言うと「最高」です。無料で2巻まで読んで一気に2万出して全巻買いました。お財布には大きな痛手ですが買って後悔なし。また18年を待たずに一気に読めてしまって大変な贅沢でした。おすすめです!
2017/07/26 20:20
ホールくんカワイイ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多重人格とか時間能力とか悪魔の気まぐれで、かなりヤヤコシイことになっていたこの漫画。
しかし悪魔は皆ズル剥けになり、ラスボス「ホールくん」が誕生したことで、時間魔法も多重人格もこの巻でひとまず終わり、色々整理されていつの間にか事態が主人公へ集約して行く。
何というか、まさに王道という感じ。いざ最終決戦。次巻が楽しみだ!
というところでまたも掲載誌が休刊だが、ここまで来たら移籍でも描き下ろしでも何でもいいので、最後まで作者の好きなように心置き無く描かせてやってほしい。それだけの価値はある。
2024/02/13 23:14
これぞドロヘドロ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
混沌、混沌、混沌のストーリーはついに完結します。独特な世界観、荒く、力のある、しかし巧みな絵。ここでしか味わえない強烈な漫画です。面白い。
2022/11/18 22:21
餃子が食べたくなる
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
結構グロテスクに人が死ぬけど、凝った世界観やトカゲ頭の主人公が失った記憶の手がかりを掴むために取る行動(口の中に…なんで???)に惹きつけられる。ニカイドウもかっこいい。
2021/05/29 10:44
ドロヘドロ!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて、読み応えがありました。絵も良かったです。炎ファミリーがおもしろい。やっと完結まで読めました。
2020/08/06 22:42
何とも言えないラストは
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だかんだで、ハッピーエンドに向かう気がするクライマックスだった。
事件の全容を知っている登場人物は一部なので、どことなくシュールな雰囲気ながらも、平和な日常へ、戻るのだと思っていたのに…。
2020/08/03 23:24
クライマックスが嬉しい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品が終わるのは寂しいけれど、いろんなことが収束していく様子が、日常へと戻ろうとしているようでもあり、少し嬉しい…。
あと、恵比寿がニカイドウの胸揉むトコ吹いた(笑)
2020/07/31 23:51
あるコンビの対決
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
122話のとあるコンビの対決がメチャクチャ切なかった...
そのあとに、シュールな123話は持ってくるのは、なかなかズルい!
127話は、いろいろホッとするし、ドロヘドロっぽい!
2020/07/29 23:31
パンドラの箱みたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
真相に近づいているのに、どんどん物語は悪い方へ転がっていく……。
いろんな感情が混ざって、ラストの彼の笑顔はぶん殴りたくなる。
112話ディープハウスは、掃除屋コンビが好きなら、最高に堪らない。その後の展開とセットで楽しめます。
2020/07/18 23:07
決着がつき始めてる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろと決着に繋がり始めてる。
アイカワが福山の名前呼ぶシーンと、家壊した後のニカイドウが格好いい。
あと、角ニカイドウが可愛い。
2020/07/18 22:28
アイカワ編?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
カイマンの真相が徐々に明らかになっていっている。
ニカイドウの変化も見どころ。
結構重いけれど、博士とハルのパートは癒しだった。
オネショタ路線を潰して、キャラの好み優先するの良いと思います!!!
2020/07/18 21:42
悲しい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
十字と掃除屋の戦いが悲しい...
どっちも好きだから、どちらが死んでも悲しい...
憎しみや争いの螺旋っていうのはこういうことからなのだろうと思う。
2020/07/18 21:06
文学みたい
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投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「記憶の沼」が凄く抽象的というか、夢の世界のようで、文芸作品みたい。
その後の「異形ノ再会」は主役二人が切なくて、凄く良い...。