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12件
或るアホウの一生
「ふざけてません、本気です」----まっすぐといえばまっすぐ、バカといえばそうかもしれない瞬(17歳)。イケメン坊ちゃんの夏目(17歳)と言い合ったり、辛辣最年長・迫(23歳)にイジられたり、一見温和な牧野(23歳)にフォローされたしつつ、ひたすら「勝ちたい」と思う毎日。アホで間抜けでど真剣、将棋野郎成長群像劇!好きか嫌いかと聞かれたら嫌いでないと答えるけれども、なりたいかと問われれば間違いなくすんごくなりたいと言ってしまうけども、「なんでなりたいか?」と聞かれたら理由はよくわからないから考えながら暴れまわる。強いって、なんだ!?
或るアホウの一生 4
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2019/01/23 20:30
泣きました。
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よみました。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
無料漫画アプリで連載打ち切りになってしまったこの作品は、壁ドンも無ければパンチラも無い漫画です。それなのに心を捕まれる癖のあるキャラクター、胸を突く描写、面白さがあります。プロとは、仕事とは、母とは、家族とは、友達とは、人生とは…。この作品は、働いてる大人向けなんじゃないかと思います。
この4巻の紫紅編のみを読んでも、ひとつの深みのある漫画として楽しめると思います。が、既刊を読んでから辿り着いた私は、1巻冒頭の「一生将棋指しちゃう呪い」の想像以上の深さや師匠宅のオウムの存在に、涙が出て堪らない気持ちになりました。
4巻だけ読むと、紫紅=「或るアホウ」のようですが、主人公は瞬です。公式では4巻で完結とされていますが、いつか、瞬君達のこの先の人生が書籍化されることがあったら、また読みたいと思っています。
作者さん、出版社さん、電子だけでも最後まで書籍として作り売ってくれて、本当にありがとうございました。
或るアホウの一生 1 (ビッグコミックススペシャル)
2015/11/13 14:09
本人も言う通り
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三次元部長 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京心中のあとがきで本人も書いていらっしゃいましたが、将棋と聞くと女性には敷居が高いと感じられるようですが、この作品は全く将棋の知識がいらないのでぜひ読んで欲しいです。
自分は棋士の追っかけをしていた時期があるのですが、この作品に書かれている彼らの生活は、かなりリアルに書かれていると感じます。
将棋の内容のことは一切描かれません。
しいていうならヒカルの碁のような、棋士の生活やシステムが詳しく描かれた人間ドラマです。
或るアホウの一生 1 (ビッグコミックススペシャル)
2015/11/11 14:43
予想以上の面白さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sae - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋漫画、流行ってるんですかね?
3月のライオンの二番煎じかな?なんて、正直あまり期待せずに購入しましたが、面白かったです。
特別ドラマティックな展開も無いんだけど、生活に密着した感じが将棋ってテーマに上手く絡んでいて、将棋が分からない私でも、最後までテンポ良く読めました。
早く続きが読みたいと思える一冊です。