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王の獣~掩蔽のアルカナ~
著者 藤間麗(著)
男装の獣人少女×皇子 皇宮ファンタジー!
大ヒット作『黎明のアルカナ』の世界を受け継ぐ――新たなる物語!
半人半獣の希少種――亜人。
彼らは人間に虐げられ、支配されていた。
亜人の少女・藍月は男と偽り
第四皇子・天耀の“従獣”として皇宮に参内する。
すべては弟の敵…天耀を暗殺するために。
「この地獄のような世界で…まだ喜びに震えることができる。
この男を殺せる…待ち望んだ機会に――!」
しかし藍月が見たのは、天耀の意外な素顔で…!
美しき獣が世界に挑む、新幻想叙事詩、開幕!!
巻末には前作『水神の生贄』の最終回のその後を描いた特別編も収録。
王の獣~掩蔽のアルカナ~ 17
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2025/05/11 20:23
長い長い絶望的な夜が明け、死の淵から蘇った蘭月は「救国の英雄」となっていた。
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絶望的な戦いの中、何度も殺されかけ、絶望の淵に立たされた蘭月が、突然、進化して、新たなアルカナに目覚めた。味方を治し、敵を屠る。圧倒的な敵の軍勢はいつか一人も残っていなかった。
ようやく国が救われたことがわかっても天耀たちがやらなければならないことは多かった。国を整え、「亜人を皇族が娶るためになすべき事」をー天耀はずるく、強く、勝ち取る決意をする。まだまだ、落ち着くには早いけれど、とにかく大きな山場を超えた登場人物たちにお疲れさん、と言いたい。霞国は、蘭月が守る限り、決して落ちることのない国になったのだから。
2025/05/11 18:24
敵の将軍のアルカナで、軍団が霞国の皇宮に集団で転移。そこらじゅうで死闘が繰り広げられる!
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墨は死んだ。だが、それでは終わらない。敵の軍団がパル将軍のアルカナで、霞国の皇宮に集団で転移してしまう。必死でついてきた蘭月が門を守り死闘を続ける間、天耀は「蘭月が諦めていない以上私も」と「夜明けを見る」ためにで犯人探しを続ける。門の外と内で死闘が繰り広げpostedれ、蘭月が死に直面する。誰も救えないーーー絶望が彼女を一気に進化させる。他のものを癒し自身の治癒の速度も上がる。嗚呼、でも、その代償は?
2025/05/11 17:58
「江凱は殺される」との密書。命の重さを測らねばならなかった天耀。皆が戦に巻き込まれる。
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投稿者:あり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「江凱が死ぬ」と予言した密書が届けられ、それを避ければ墨が死ぬと書かれていた。墨にその書簡を見せ選択をさせたものの、命の重さを図ってしまった天耀。その苦しさに添おうとする蘭月。蘭月もまた共に出兵することになった。
あちこちで始まる戦。その緊張感壮絶さは、後宮の中で行われていた戦いとはまるで違う。緊迫感。先の見えない不安。誰も死なせたくない。しかし、それはきっと不可能なのだろう。

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