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8件
風の槍
著者 NUMBER8(原作) , 矢野日菜子(作画)
天下無双の槍使い・本多忠勝の生涯
”生きる”とは、風を感じること―――
裏切りだらけの時代…
忠義を貫き、勝ち続けた男がいた。
徳川家康の家臣・本多平八郎忠勝。
あらゆる天下人から称賛された
“忠義の男”の生涯は、
三河国・岡崎から幕を開ける――――
風の槍 7
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風の槍 5 (裏少年サンデーコミックス)
2024/05/11 13:31
今回の主は一向一揆鎮圧。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
直々に一揆鎮圧に赴く家康公と平八郎。
敵味方に別れた者もいるが、各々自らが信じたもののために命をかける。
そんな中、平八郎は不殺の誓いをたて、事に臨むが。
唸りを上げる蜻蛉切。 その穂先が向かうのは。
加えて、一向一揆が起こった真相は?
一向宗についた2人の猛将、蜂屋と渡辺。
後に2人の命運を分けたのは一体何か?
平八郎は相手から将としての心構えを学び。
小平太が兄に対し突きつけたのは。
家康公は、なかなかに腹の底が読めない。
しかし、統治者としての素養は持ち合わせているのか。 非情に徹すべきところでは非情に徹し。
相手もその意を汲んで。
後半、功により恩賞を与えられた平八郎。
いよいよ彼女とも。 後半入るナレーションだけ?
そして、最後に家康公を襲う想定外の危機に対し、立ち向かう平八郎。
ここで一度戦っていたのか。
いや、長篠の戦いのあの展開に対するノンフィクションなのかな。
良いテンポで進むストーリー。
続きはいつだろうか。
風の槍 4 (裏少年サンデーコミックス)
2023/11/11 14:04
敵味方に分かれての一揆制圧戦。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一向宗による一揆の勃発。
切っ掛けは家康なのか、それとも?
平八郎は家康に従うため、改宗して乱の鎮圧に臨む。 同じ三河の民として、自分たちを支える相手として、不殺の誓いを立て、最前線で。
一方で正真は平八郎のために、天下に届く名槍、蜻蛉切完成に命を削る。
試行錯誤の末、生み出されたその穂先は...
そうか、2つあったのか。
己を無と言う、小平太も参戦。
後の徳川四天王の一角が揃い始め、戦の中でお互いを知り、自らの糧とするシーンも。
乙女さんと母上は平八郎の無事の帰還を祈り。
しかし、講。
有事には頼りにもなるが大きな足枷にも。
保険や保障など無い時代。
そうやって助け合うしかないのでしょうが、安心感がある反面、不自由だったのではないかと。
いつの時代も不便な事はあると思いますが、命がけの不便はちょっと。
いよいよ一向宗との戦いも大詰めか。
敵となった将との対決もあるのか。
本多平八郎忠勝の生き様。
武辺一辺倒ではなく、若くして筋の通った考えを持ち。 実に興味深い。
風の槍 3 (裏少年サンデーコミックス)
2023/06/14 11:28
織田との同盟から今川との戦の始まり...
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の織田家との同盟を目的に、清州城を訪ねた家康一行からの再開。
織田家の手の者に罵声を浴びせられる家康。
それに対し、平八郎は反撃に出る。
その思惑と賭けの行方は...
こちらの家康公は大分、立派な御仁に描かれている。 某大河のあの情けない姿とは大違い。
信長公相手に堂々と。
平八郎もただ尖るだけではなく、しっかり状況を踏まえて行動している様ですし。
平八郎の鍛え上げられた武。
しかし、それを活かすだけの槍はなく。
そんな折、平八郎はある刀鍛冶を紹介される。
そして誕生するのはあの名槍か。
その誕生までの裏側が語られ...本当か?
始まる今川領の切り取り作戦。
戦の前の儀式の紹介もあり。
乙女は心配そうに見守るしかないが...
母上は過去を思い返し、乙女に忠告を。
験担ぎか。 命が掛かっているのですから、少しでも生存確率を上げたいのは分かるが、大変だなと。
戦の裏にある農民たちの苦しみ。
戦働きだけではなく、そう言った目線が描かれている部分も良い。
いよいよ本格的に動き出した平八郎。
次は11月か...