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61件
ワンルームエンジェル
著者 はらだ
【電子限定!秘密のセリフ入りネームを特別収録!】BL臨界点!人生投げ気味のヤカラ男×感情シェア天使――。人生の光と闇を紡ぐ、はらだ史上、最も優しい物語。
趣味なし、友人なし、恋人なし。生きる価値、なし。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見た―――。お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、天使をしばらく家に置くことに。突然はじまった奇妙な同棲生活だったが天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせて――。あなたは、この関係をなんと名付けますか?
デビューまもなく、自身が執筆した短編「止まり木」をセルフリメイクした意欲作!
ワンルームエンジェル【電子限定特典付】
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2019/11/19 19:55
良かった
14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作との声が多いので読んでみましたが、正解でした。
BL括りなのがもったいないくらい。広く読んでもらいたい作品だと思います。
生きている意味とか価値とか、判らない、見出だせない、と思うとき、読んでみたら何か感じるところがあるかもしれません。
重く苦い部分が多い話ですが、読後は優しいです。
2019/05/29 07:07
泣けました
9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:HARU - この投稿者のレビュー一覧を見る
うまく生きられなかつた二人。でもお互いに心の隙間を埋めた二人。涙が滲み出るように溢れてきました。話しに入り込んで凄く短く感じた。
2019/05/25 09:21
天使が可愛ければ可愛いほど切ない
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
店の裏で刺され死にかけたコンビニバイトの男の前に突如舞い降りた天使。
男と天使の、側から見たら割とどん底なんだけれど優しい世界でした。
煽りがBLの臨界点とありましたが、まさに。
BLの括りに入らなくはいないけど、入れなくてもいいんではないかと。
青年誌で連載していても違和感ない感じです。
はらださんは有名なので知ってはいましたが
多分自分がBLに求めているものとは少し違う読後感をもたらすのだろうなと敬遠していました。
これもそういった意味ではやっぱりという感じです。
多少、表現はマイルドにはなっていますが心を抉られる場面も多いです。
特に親目線になると辛い。
でも、バッドエンドではなかったです。読んで良かった。
ハピエンかどうかは読む人やその時のコンディションによって違うかな?