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45件
BTOOOM!
著者 井上淳哉
日々を無為に過ごす典型的なニートの坂本竜太は、突如見知らぬ男たちの手によって南海の孤島に連行される。そこで彼が強いられたのは、同じく島に連れ去られて来た人々との爆弾を駆使した殺し合い!? なぜ、誰が、何の目的で!? ゲームの名は『BTOOOM!』。その中身は驚愕の「リアルボンバーデスゲーム」。時限式、クラッカータイプ、リモコン型。数種の爆弾を使いこなし生き残るために爆殺せよ!! 容赦なしのサバイバルゲームがスタート!!
BTOOOM! 26巻(完) Dark 真実編
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2024/04/28 21:01
心理の描き分けが上手い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
坂本らの伊達や吉良など敵か仲間かの危うい関係性の相手とのやりとりが面白かったです。それぞれの立場に立つ心理をうまく描き分けていて、シーンごとの見せ場も多かったと思います。ただここまで戦闘が続きすぎて読み手側が慣れてしまったせいなのか、絶体絶命のピンチだったとしてもやや緊迫感や緊張感が伝わりにくくなっているのかなとも感じました。組み合わせや戦闘、駆け引きなどはかなり工夫が凝らされていると思いますが、ストーリー自体にもう少し飽きさせないような変化があればなあと思いました。
2024/04/28 20:59
危機回避方法に注目!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
複数のグループが探り合いをしながら複雑な駆け引きで戦うシーンが続いてとても面白かったです。ゲームのルールもかなり明らかになり、また新しいキャラも適度の間隔で登場するので、物語の進行がとてもスムーズですね。「もう、ダメか」と思われるシーンも多く、そこからどうやって危機を脱するのか、敵味方どちらであってもハラハラしながら見守りました。たびたびの危機回避方法に感心しきりでした。
2024/04/28 20:58
ストーリー展開に感心
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
単純なバトルロイヤルかと思いきや、単調なストーリーにならないよう色々な工夫がなされていますね。ゲーム開始時のヒミコのエピソードをまるまる挿入したり、幽霊のような謎のプレーヤーが登場したりと、ひねりの効いた展開になっていて感心しました。また戦闘の面白さを引き立てるために、敵キャラを強力かつ残忍に描写し、主人公側に感情移入できるよう考えられているなと感じました。

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