電子書籍
異国の男娼 完結
著者 桜井りょう
「お客さんのココ、凄く大きくて…素直だね」長崎で二百年の歴史を誇る陰間茶屋・月光亭。弟の薬代を稼ぐため男娼になった葵は金にがめつく、客に冷たい“高嶺の花”。いまや月光亭が誇るナンバーワン男娼となっていた。西洋人の貿易商ロバート・スミスに買われた葵。初めて男娼を見て驚くスミスに「汚らわしい」と吐き捨てられ、蔑まれて――!? 長崎を舞台に花開く、究極の身分差ラブ。
異国の男娼【電子限定かきおろし付】(1)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2019/04/01 21:35
攻め視点のタイトル。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリーが来航後、開港した幕末・長崎が舞台。親を亡くし病気の弟のため陰間茶屋で働く男娼の受けが主人公。
昔はトップだった受けも今は後輩にその座を奪われ、お客に困っていたある日、西洋人の攻め(ノンケ)の相手をすることになり・・・
あらすじを読んで悲観的な展開かと思いきや、割とさらっとしていたので悲劇が苦手な人でも大丈夫だと思います(た、多分)。また、各話ごとにハラハラする山場があるため、飽きないストーリーでした。
ただ受け視点のせいか、攻めが受けを好きになった過程をもう少し丁寧に描いて欲しかったです。