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不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~
10年間に及ぶ不妊治療の末、最後に選んだのは「ふたりで生きていく」こと。突然の子宮内膜症手術、度重なる人工授精、流産……。どんなに辛い時も、ふたりで上を向いて歩いてきた――。手塚治虫の愛弟子・堀田あきおと妻・かよが今、日本に“夫婦の絆”を問いかける――!! 今年一番泣けるコミックエッセイ!!
不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~
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2020/03/05 16:28
尊敬する
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子が出来なかった夫婦のお話。
で、腐らずに2人で生きることを決めたお二人のお話。
最後のカンボジア旅行でのさばけたご婦人の言葉に泣きました。
「子供は居たら居たで良いけれど
居なけりゃ居ないで良いものよ
こうやって旅行も出来るしね
私なんて子供が出来なかったうえに
亭主にも先立たれちゃって
夫婦で旅行できるのうらやましいわ」
私は、不妊治療中にこの本を買って、
「子供が出来ないで終わるラスト」が題名から予想できて
読むのが怖すぎて
自分自身のお腹に無事に子共が授かり
もういつ産まれても大丈夫だろうという
妊娠9ヶ月の後半に
買ったからには読まなきゃな、とやっと読みました。
それだけ、読むのが怖いくらい
子供が欲しくても出来ない人にとって
不妊治療を辞める
子を諦めるというのは怖いことです。
私も妊娠9ヶ月まで来ることが出来たけど
正直、まだ怖い。
無事に産めるのか?
もし、産めなくて次に授からなかったら
諦めるのか?怖い。
それを乗り越えたお二人は立派です。
もし私ならどうなるか分からない。
最近、大黒摩季さんの子供が出来ないまま不妊治療卒業のニュースを読みました。
それも、子の欲しかった夫に申し訳なさが残るならばと夫と別れることにし、
その元夫となった方の再婚後はその夫婦にすぐに子供ができるというなんだかはたからみると大黒摩季さん、辛いのでは無いか?と心配になる経緯。
しかし、
「私はロックと結婚した」
と言い切るところ
格好いいなぁと。
そういう、いろんな方の乗り換え方をみて、
尊敬するのです。
私は本当に運がいい。
頑張ろうと思う。