- みんなの評価
31件
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-
著者 犬童千絵(著者)
現代から約3500年前、古代エジプト。男性が王座につくことが当たり前だった時代に、女ファラオとして国を治めたハトシェプストという人物がいた。“男装の女王”と謳われるほど、強く気高く生きた彼女の激動の生涯、その幕が、いま上がる! 新鋭・犬童千絵が鮮やかに描き出す、古代エジプトの風景とそこに暮らす人々、そして自ら運命を切りひらいたひとりの女性。漫画誌ハルタで連載中のヒストリカル・ロマン、待望の第1巻!
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 9
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2015/09/20 13:45
男装の女王の物語
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まきまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代エジプトで唯一の女性のファラオ、ハトシェプストの物語。
第1巻はまだまだイントロダクションで、王位継承権はあるものの即位する資格を持たない女性という性に懊悩するハトシェプストの若き日が綴られる。
エジプトを愛し、正当なる継承権を持ちながら、女性ゆえに王「妃」となるしかなく、臣下にも軽視される。
2巻以降、ハトシェプストはいかに現状を打破していくのか?!
王宮内に味方ができたけれども、一方、なにか企んでる風のキャラクターもチラ見えしていて、先が気になる。
碧いホルスの瞳 男装の女王の物語 9
2021/09/17 00:48
とうとう完結か...
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハトシェプストの物語もこれにて完結。
彼女とあの因縁の相手との決着も。
ネフェルウラーの件の黒幕も判明し...
悩み、苦しみながらも、かつて誰も成し得なかった人生を走り抜けたハトシェプスト。
その人生に対し、ジェフティは。
色々と複雑な想いを持ちつつも、王者としての度量、王としての風格を見せ。
そして、ハトシェプストの死後、何故、彼女が王であった痕跡が消し去られたのか。
誰がそれを行ったのか。
それは皮肉にも...
その語り部となったのは...
感慨深い終わり方でした。
彼女が王座に就いたこと、その事実が残ることで、そんなことが起こるとは。
国の根幹を揺るがす事態を回避すべく...か。
そんな中でも残されたハトシェプストの願い。 古代史と言うものは実に興味深い。
2024/09/20 12:18
続き気になる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ままれもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと気にはなってて一巻が安くなっていたので購入。
やっぱ面白いよね〜、古代エジプトに興味はあれどなかなか勉強までする機会はないのでわくわくします。兄にして夫であるトトメス2世は史実だと割と早く退場するけど、彼との関係もどうなるか楽しみだし、後に男装の王となるハトシェプストをどう描いていくのか…やっぱり続きも買います