- みんなの評価
19件
けんえん。
今は昔。静岡県のおサルが、長野県のワンコと仲良く(?)暮らしはじめました。 昔々の静岡県の見付村に射られた矢文。そこには、村の娘を攫うという猿の妖怪からの脅迫文が。その妖怪退治に白羽の矢が立ったのは、長野県の寺に住んでいた疾風(ハヤテ)という霊犬で…。犬猿いきがかりコンビが織りなす和ファンタジー!
けんえん。(8)
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2021/04/28 20:31
良質なマンガです
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mizore - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めはジョークが効いて面白く軽快に読めるマンガだと思っていましたが、深い話でした。伝承をベースにみごとなストーリー展開でした。「意外」な所が本当に予測できない意外なもの。「人間の罪」にも考えさせられましたが、ストーリーは人間について希望も持たせてくれました。楽しく、そして静かに感動させられるマンガです。
けんえん。 8 (avarus SERIES)
2020/08/21 10:17
最終巻
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
肌の色が変わって戻ってのシーンは秀逸。
うん、そうだよね。
マシラにとっては大事だよね。
人々に信仰や言霊が神を作ったり祟り神(物の怪)を作ったりする。
母に受け入れられて抱きしめられてマシラはそのままとして存在する。
「雪は恨みを晴らし、穢れを清める」
「人の子であって人でない」
というところはぐっときてしまう。
マシラが根が良い子すぎる感もあるけれど、
だからこそだと思うし、問題はありません。
梅ちゃんとのやりとりも未来が感じさせられるし。
最後のハヤテとのシーンにも御燈が出ていて
個人的に癒やされました。
最後も「俺の夢」を守っているのだなぁって思って
幸せでじわっと涙が出てくるラストでした。
一緒にいる黒い子ははっきり描かれてないけどメタテカイだよねぇ
って思ったらますますじわりと。
とても良い終わり方だと思います。
全8巻で話の長さ的にも長すぎず短すぎず読み応えありました。
きっちり完結したお話であることも良かったです。
けんえん。 7 (avarus SERIES)
2020/08/21 10:06
悲しくも・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
この巻すごく良かった
神々のこととか祟り神のこととか私の好物ネタがてんこもりだったし
(それと言霊についても)
マシラの母への思慕と葛藤とか
マシラとしての存在意義とかきちんと描かれている。
疾風との会話の端々に苦悩とマシラの本質と成長が見えるのが
きゅんときてしまいます。
お杵さんと猩々は結局ああなるしかないのですが、
悲しいけどきちんとけりがついて良かったのではないでしょうか。
マシラが書いた名前の中に猩々もいてなんかそれも良かったです。
ミーハー言いますと、御燈が地味に可愛く出ているのが
嬉しいです。

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