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ラーメン大好き小泉さん【秋田書店版】
著者 鳴見なる
累計300万部突破の大人気ラーメングラフィティ！ 新装開店、リニューアルスタート！ クールで無口、ミステリアスな転校生・小泉さん。彼女は日々、至福の一杯を追い求めるラーメンのプロだった――!? 王道も、個性派も！ 本格派ラーメングラフィティ、さぁドドンと対麺です♪
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年6月19日】ラーメン大好き小泉さん【秋田書店版】 1
閲覧期限：2025/06/19 23:59
ラーメン大好き小泉さん【秋田書店版】 13
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2025/05/26 01:33
今巻では、大阪ユニーク系、千葉三大ラーメン、東京、仙台、長崎ちゃんぽん他を食べ歩き、夏休み宿題自由研究で「袋麺の味変」について実食考察…まだまだ日本のラーメン食文化は語り尽くせない!な物語第11巻。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
元は竹書房から2023/07/11に発売された第11巻を、
去年2024/12/06に秋田書店から発売したバージョンである今巻第11巻は、
七十六杯目「シン･オオサカ」～八十二杯目「長崎×ちゃんぽん 後編」までの7話
+オマケ描き下ろしイラスト各種他を収録。
…少し確認してみると…
辛味噌ラーメンにソフトクリームをトッピングした期間限定ラーメン「甘辛miso」は、
大阪･本町にある中華そばと焼きめしの店「フラン軒」で、
2022年1～3月、その後、2024年1～3月にも復活提供されたもののようだけど…
今巻の七十六杯目で描かれてたのは、猛暑の夏に、大阪のユニークなラーメン屋を巡る、
という設定のエピソードになってたね。
店員が出汁の氷を削ってかけてくれる限定らぁ麺「プレミアム新麦と鯛の冷汁」
を提供していた大阪JR天満駅より徒歩3分程の距離にあったラーメン屋「麺 紡木」は、
2023年10月31日で移転閉店し、でも移転先が決まらないまま、
2025年の今現在、営業再開はされてないっぽいね…。
ほんの数的の調味料で元の味の違った魅力も引き出せるのが味変の醍醐味…
で、その味変に使える調味料は…かなり幅広く、色んなモノが、あるんだね…。
乗っているバイクの感じからすると、小泉さんは、原付免許ではなく普通二輪免許を取得している、
って事なのかな…。
「アリランラーメン」は現状、千葉県長生郡にある「八平の食堂」と今巻内で描かれていた「らーめん八平」
の2店舗だけが提供しているラーメンメニューだけど、
勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメンと並ぶ千葉三大ラーメンの1つと言われているとか…ホントにそうなの?
房総半島の外房･内房･内陸の夫々の地域のご当地ラーメン
…って千葉県には他にも別のご当地ラーメンも、あるみたいだけど…。
大澤絢音と小泉さんは、麺助交際の関係?何か上手い事言いましたな…。
「文京区東端から台東区西端一帯の谷中、根津、千駄木周辺地区を指す総称」が「谷根千」だとか。
で、「ラーメンバル ゆきかげ」(東京都文京区根津2-18-3)という…
北海道から取り寄せた、昆布、鯖等数種類の煮干しから丁寧に抽出した出汁と、
宮崎県産の鶏、国産野菜で8時間以上トロトロになるまで炊いた濃厚鶏白湯を合わせた極上スープが自慢
…のラーメン、つけ麺、とこだわりの日本酒･焼酎･季節のおつまみ…が楽しめる店が、
あるんだとか…。
「存在しない家族との思い出」とか「呪術廻戦」ネタなのかな…あぁ、仙台だからって事?
ともかく、仙台市地下鉄東西線「六丁の目駅」の傍に、
圧倒的自宅感を誇る自宅改装系ラーメン店「ま心 えんどう」があって、
2001年創業、2025年春時点でも営業を続けている…地元に愛されてる有名店が、あるんだとか…。
旅行雑誌の長崎グルメ特集に関する読者アンケートへの協力を頼まれた結果、
学校帰りに直で飛行機で長崎へ、長崎ちゃんぽんを食べに行く…という行動力と経済力が、
相変わらず凄まじ過ぎる小泉さん。
「長崎ちゃんぽん麺」は、
「長崎県内で製造され」また「唐灰汁」と呼ばれる長崎独特のかん水で製麺したもの
…故に、他県で製造されたちゃんぽん麺とは成分が異なり、独特の風味がある…んだとか…へぇ…。
で、九州にはご当地ちゃんぽん麺が数多くあり、
長崎だけでも、長崎三大ちゃんぽんや、ソレ以外にも色々ある…とか、
かつソレ等を既に1度は食べ歩き全部知っていそうな小泉さん恐るべし…。
で、まだまだ、日本のラーメン食文化は語り尽くせない程に広大遠大なんだな、
と改めて思いました。
2025/05/24 22:22
京都行ったり、新潟行ったり、山形行ったり、なご当地ラーメン店巡りだけでなく、山形出前ラーメン文化にも触れたり、カップ麺や袋麺も色々楽しんだり、ネット通販お取り寄せ麺も…なラーメン大好きJK物語第9巻。
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投稿者：♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
元は竹書房から2020/08/28に発売された第9巻を、
去年2024/12/06に秋田書店から発売したバージョンである今巻第9巻は、
六十四杯目「替え玉」～六十九杯目「袋麺アレンジお悩み相談室」までの6話
+特別収録「小泉さんinラーメンショー2019」(1頁)
+オマケ描き下ろしイラスト各種他を収録。
「京都一乗寺ラーメン 豚人」って店舗は、2021年3月31日に閉店(「麦笑グループ」から独立)し、
2021年4月22日からは「京都一乗寺らーめん 凌」として営業を続けているんだとか。
「新潟あっさり醤油」、
「新潟濃厚味噌」、
「燕三条背脂」、
「長岡生姜醤油」、
「三条カレーラーメン」…が新潟五大ラーメンと呼ばれてるとか…そうなんだ、へぇ…。
高さ200m超の崖がそびえる新潟県三条市の名勝「八木ヶ鼻」の麓にある老舗定食屋で、
温泉水を濃縮した塩ダレが味の決め手の「山塩ラーメン」(1日限定50食)が一押しの「八木茶屋」(三条市長野341-4)
や、「越後長野温泉 嵐渓荘」とかが描かれてるのを読むと、行ってみたくなるけど、
八木茶屋はともかく、国の登録有形文化財に登録されているらしい嵐渓荘に宿泊するのは、料金的にお高そうで、
貧乏人には無理だな…と素朴に思ったり…。
っていうか、個人的には、新潟県にも長野と付く地名の場所が、あるんだな、と…へぇ、と思った件。
大阪人特に大阪南部出身の人間にとっては、長野というと、河内長野市か長野県か、
って印象だけど、新潟の三条市長野以外にも、日本全国に、長野と付く地名(大字)の場所は、かなり沢山あるんだね。
優勝賞品が激レアカップラーメン1年分!というのがお目当てで、新春高校生麻雀大会に参加する事を決めた小泉さんの…
「麻雀用語はいちいち美味しそうで困りますね」というラーメン脳が、相変わらずぶれがなくて笑える件。
っていうか、小泉さんは「激レアカップ麺」詐欺とかあれば簡単に引っかかりそう…。
「あんびん」で検索すると
「主にサツマイモやトウモロコシなどの雑穀の粉を練った生地に餡を包んで平らな形で蒸した山梨県峡南地域の郷土料理」
と出てくるけど…ソレではなくて、
山形県の郷土銘菓「あんびん餅」というのがあって、山形県南陽市「赤湯温泉」街傍の「田中屋」のが土産物の定番だとか。
で、山形にもいっぱいご当地ラーメンが何種類もあるんだとか。
っていうか、赤湯駅の東口と西口が、外観が全く違うんで、吃驚するよね…。
…そう言えば、三鷹駅南口商店街通りに、山形酒田のラーメン「ワンタンメンの満月」ってのが5年程前から、
出来て、あるよね…と、ふと思った件。
元祖○究チーズラーメンの「九十九ラーメン恵比寿店」は今でも人気店として営業が続いているみたいだね。
酸辣湯麺(スーラータンメン)は、
中華料理のスープである酸辣湯に麺を入れた「日本式中華料理のラーメン」なんだね。
で、袋麺の食べ方も色々、だよね…
自分は、六十九杯目で紹介されていたどれとも違う食べ方をしているし…そういう部分も含めて、
日本のラーメン食文化なんだろうな、と改めて思った件。
2019年秋以降から2020年の「COVID-19」Pandemic突入後、な時期に描かれたエピソードが収録された巻だからか、
食べ歩くよりネット通販でお取り寄せって需要が高まった頃でもあって、
2020年版オススメお取り寄せ麺が6種類紹介されてたり…
ラーメン…に限った事じゃないけどPandemic前とPandemic後で、外食産業も接客業も、
色々と、安全面を考慮に入れての在り方が、変わったよな、というのもしみじみ思ったり…な巻でした。
2025/05/22 05:33
今巻内にも様々に、小泉さんのラーメンライフ光景と語り出したら止まらない蘊蓄が鏤められ、同時に、小泉さんに憧れるストーカー気質な大澤悠の心の闇の深さも、所々滲み出るように描かれて…な拉麺マニア物語第7巻
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
元は竹書房から2018/11/30に発売された第7巻を、
去年2024/11/08に秋田書店から発売したバージョンである今巻第7巻は、
五十一杯目「ニンニク」～五十七杯目「ラーメン懐石」までの7話+オマケ描き下ろしイラスト各種他を収録。
面談時のニンニク口臭の話題から、「ラーメンにもニンニクはつきもの…」と、
長野県のご当地ラーメンチェーン店「みんなのテンホウ」や「ハルピンラーメン」
のニンニクたっぷり系ラーメンの話題を出しつつ、
ニンニク臭を抑える飲み物…牛乳、珈琲、緑茶、ジャスミンティー…や林檎ポリフェノールが、
ニンニクの臭い対策に効果絶大…等とニンニク口臭対策談義だけして、
担任教師との面談を切上げ、その足で、ニンニク入りラーメンを食べに行くぶれない小泉さん。
原産分布海域は北アメリカ大陸の大西洋側[だけど今は日本の東京湾などにも定着し漁獲対象になっている
ホンビノスガイ(本美之主貝)ってのがあって、
ソレで出汁を取ったラーメンも色々考案されてるんだとか。
東京都八王子市の地域密集型ご当地ラーメン「八王子ラーメン」…八王子に行く機会があれば、
食べてみようかな…まぁ、行く機会なんて、ないかもだけど…気が向いて高尾山登山したくなった時とか、
かな…でも、この小泉さんのように八王子市内に30軒以上ある店を全部網羅してそうな…
みたいなのは自分には到底無理だな…。
インドネシアおよびマレーシアの焼き飯料理「ナシゴレン」とか、そんなのあるんだね…へぇ…。
色々な町の町中華も食べ歩いていて造詣が深い小泉さん。
飛騨高山でもラーメン店巡りの旅をしていて、かつ初心者ではなく、
既に何度も現地に来ている様子の小泉さん…毎日日本全国何処かでラーメン食べていて、
金持ち過ぎるだろ…と思うのは自分だけ?
会員制ラーメン懐石の店ってのが、東京都渋谷区広尾にあるんだとか…。
製麺の際、麺に含まれる水分の割合が、
多加水ならツルツルモチモチ感アップ、低加水なら小麦の風味や歯応えアップ
…という風に配分によって特徴が出せる…とか、なるほどね…。
…そんなこんなで、東京都内から長野県や、岐阜の飛騨高山、ご当地ラーメンから、
町中華のラーメン、更には完全予約制ラーメン懐石に至るまで、色んなラーメンを食べに巡り歩いており、
造詣も深い…そんな小泉さんのラーメンライフ光景と語り出したら止まらない蘊蓄と、
が今巻内にも様々に鏤められ、同時に、
小泉さんに憧れるストーカー気質な大澤悠の心の闇の深さも、所々滲み出るように描かれて…
何だかんだ定番の面白さで、この第7巻まで読んじゃったけど、
まだ、もう少し、彼女のラーメンライフを見守りながら楽しんでもいいかな、
と…個人的には、そんな感じです。
