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20件
破壊神マグちゃん
著者 上木敬(著者)
人類はかつて聖戦で破壊神を宝珠に封じ込めた。そして月日は流れ、田舎町で暮らす中学生・宮薙流々(みやなぎるる)は、海岸で偶然その宝珠を拾い、封印を解いてしまう。現れた破壊神の姿は!? 破壊神とのスローライフ物語開幕!!
【期間限定無料配信】破壊神マグちゃん 1
閲覧期限:2025/04/29 23:59
破壊神マグちゃん 9
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破壊神マグちゃん 8 (ジャンプコミックス)
2022/03/14 17:16
ノーモア
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神と人との戦いは、何百年も続いている。
しかし、破壊神マグ=メヌエクと聖騎士イズマとの戦いは、休戦状態にある。
その理由は、封印が解けたマグ=メヌエクは、依然として、強大な力を有しているものの、弱体化しており、尚且つ、人間に対して、甚大な被害を与えるような破壊活動を行ってはいないからだ。
しかし、油断は禁物である。
イズマは、常日頃、同胞を裏切った上位存在のウーネラスと共に、マグ=メヌエクの監視活動を怠らず、定期的に、聖騎士団の本部へ近況を報告しているので、彼は順調に任務を遂行している、と言っても差し支えないであろう。
愛倉市には、異形の神が集う食堂がある。
この事実を知らされたからであろうか、聖騎士団の本部から、数名の猛者が派遣された。
現在、使徒から、マグちゃんと呼ばれるマグ=メヌエクは、市内の中学校において、学校行事を、台無しにしかねない暴挙を企てる。
他の上位存在も、刑法に抵触しかねない行動をして、女子生徒から咎められる。
愛倉市内の治安は、当然、警察官によって、守られており、不審者に対しては、確実に、職務質問が行われる。
マグ=メヌエク包囲網は、着実に、狭められつつあり、神と人との戦いが、再び、繰り広げられるのは、時間の問題だ。
マグ=メヌエクは、不敵な笑みを浮かべる。
人間は神の盾ではない。
破壊神マグちゃん 9 (ジャンプコミックス)
2022/07/24 20:19
続編が見たいです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TS - この投稿者のレビュー一覧を見る
もっと続くと思ったのに、完結したのが残念です。
破壊神マグちゃん 9 (ジャンプコミックス)
2022/06/12 17:36
光陰の伴侶
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
破壊神マグ=メヌエクは、覇気が無くなった。
愛倉市の浜辺で、宮薙流々と出会い、宮薙家を拠点として、肉体の再生と信者の獲得を目指していた神が、目標の達成よりも、休息の確保を欲したのである。
中々、姿を現さなかった他の神との戦いを終結させ、共に生き延びた下等生物は、病床に伏し、力尽きようとしている。
マグ=メヌエクの体内には、宝物や我楽多が、無造作に収納されており、その中には、人間の命が救える品も、あるかもしれない。
破壊神マグ=メヌエクは、存在を司る神である。
だが、ポンコツだ。
宮薙流々は、天才ではない。
だが、人誑しだ。
そして、神をも魅了する。
父親を早くに亡くし、母親と別居する流々は、幼馴染の藤沢姉弟、仲良しの小深山桔梗や尾瀬唯歌、マグ=メヌエクの好敵手ナプターク、ウーネラス、ミュスカー等の知り合いに助けられて、生きている。
中学二年生の夏から、流々は、徐々に、孤立感を解消した。
それは、肉親でも、ペットでも、居候でもない、破壊する事しか能の無い、面倒臭い相棒と一緒に暮らし始めたからである。
破壊神は悠久の時を過ごす。
破壊神には、時を戻す権能は無く、マグ=メヌエクは、下等生物の寿命を延ばす事も短くする事も、不可能だ。
過去、自分を崇めた混沌教団の信徒の生死に、マグ=メヌエクは頓着しなかった。
現在、混沌教団の一員ですら無い、宮薙流々の臨終が差し迫る中、マグ=メヌエクは、病室で、彼女の手を握る。