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3件
サマータイムレンダ2026 未然事故物件
著者 田中靖規(著者)
小説家「南雲竜之介」を伯母に持ち、16歳にして飛び級で東京大学に合格した南方波稲。和歌山から上京し、住居を探す中見つけたのは、1LDK2.5万円という破格の物件。だがそこは怪奇現象が起きる部屋で…。『サマータイムレンダ』の未来を描くスピンオフ!
サマータイムレンダ2026 未然事故物件
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サマータイムレンダ2026未然事故物件 (ジャンプコミックス)
2022/07/23 20:17
まさかの続編
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホント - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんに行ってびっくりしました!まさかの続編!気になり過ぎて、その場で購入しました。もう一度、サマータイミレンダを読み返してから読みたいと思います。
サマータイムレンダ2026未然事故物件 (ジャンプコミックス)
2022/07/16 17:22
新生活の査定
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上京した親戚の少女は天才だった。
飛び級で、大学生になる科学者の卵は、和歌山県の離島の出身で、東京の地理には疎く、彼女の父親から保護者の役目を託された女性が、一緒に、賃貸物件の部屋を探す。
「サマータイムレンダ」を読み終えた読者であれば、二人の素性は把握済みであり、後日譚である本作を味わい尽くせるであろう。
未読の方でも、スピンオフではあるものの、不動産を巡るサスペンス作品として、本作を単体で受容するのに、何ら支障を来たさない。
「サマータイムレンダ」と本作の共通点は、時の流れ、を可視化する点である。
全十三巻の前作と全一巻の本作とでは、紙幅の制約上、登場人物の数が絞られるが、二作品に共通する、主に三日間の出来事を描く点に関しては、その語り口に熱意の差は感じられない。
但し、セルフオマージュが散りばめられているので、それらを発見する度に、読者の没入度や期待感は変化し得る。
前作の主人公網代慎平は、物事を、俯瞰して、熟考した。
今作の登場人物は、数に、興味を示す。
影の病が蔓延した日都ヶ島から、数百キロメートルも離れた東京で、事件が起こる。
誠実な宅地建物取引士と悪質な仲介業者を見分けるのは、上京したての未成年者には困難な事だ。
想像力と人生経験が豊かな成人女性であれば、陥穽を避けられる。
一人暮らしの女性は、就寝中と入浴時の戸締りの確認を、ゆめゆめ、怠ってはならない。
田舎にも、都会にも、犯罪者は潜んでいる。
有名税の取立ては苛烈だ。
2023/09/03 17:11
ひづるやハイネが好きな人向け
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじを見れば分かると思いますがサマータイムレンダ本編のような頭脳戦を求める人には合わない作品なので注意。「平和になった世界線でひづるとハイネの仲が良いシーンが見たい」という人向けです。もしくは数学が好きな人向け。
短編だからあまり深い内容は期待していませんでした。予想通りサラッと終わります。(欲を言えば良い意味で期待を裏切って欲しかった)
キャラ崩壊とかはしていないので本編後のストーリーを見たい人、ひづるとハイネをもっと見たいという人は読んで損はないかなって感じです。