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3件
彼女の野性が手に負えない
著者 末広光(著者)
「究極のサバイバル」とは何か――。それは「個の生存」にあらず。「種の保存」すなわち「子作り」である!! 生粋のサバイバル少女 鯖井春子が文明社会を舞台に波乱を巻き起こす「ラブ・サバイバル・コメディアクション」ここに開幕!!
彼女の野性が手に負えない 3
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彼女の野性が手に負えない 2 (ヤングジャンプコミックス)
2019/12/21 11:58
股間の鑑定士
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文明学園高等学校の生徒会長は天才だ。知能だけではなく、体力にも優れ、文武両道を実践する生徒の鑑のような逸材である。そのような人物に匹敵するのが、鯖井さんである。
二人は学校の内外で、何度も雌雄を決する戦いを繰り広げているのだが、サバイバル術に長けた鯖井さんが辛勝する事も、知略を張り巡らせた戦法を得意とする生徒会長が圧勝する事もないまま、勝負は持ち越されている。
鯖井さんが居候する小平家には、鯖井さんと同学年の少年がいる。その少年の事をヒロと呼ぶ幼馴染の甘木さんの祖父は寿司職人であり、学校に包丁を持参する彼女に対して、鯖井さんは興味津々である。
小平くんの一物の大きさを知る鯖井さんは、異性として彼の事を認めてはいない。だが、甘木さんは気が気ではなく、鯖井さんは甘木さんとも戦う事となる。
鯖井さんの交友関係は、案外、広い。
未開の部族やホームレスの男性と気さくに交流し、引ったくりの犯人からは敵対視され、野生のゴリラとは仲良しだ。
文明化された社会から離れて暮らしていた鯖井さんには恥じらいの感情が希薄であり、人前で平気で肌を晒す悪癖があるのだが、読者が見られるのは下着を下ろした状態でのお尻だけである。
しかし、乳首が見られなくても、巻末のおまけがあるので、読者の心は満たされるであろう。
それは、作中で一コマしか登場しないおじさんも収載された名鑑である。
彼女の野性が手に負えない 1 (ヤングジャンプコミックス)
2019/09/21 22:20
男を見る目
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小平家にホームステイする事となった鯖井春子は、高校生になるまで、祖父に育てられた。鯖井家は小平家の隣家であったらしく、その縁で、春子は小平家の厄介になる。だが、祖父は存命だ。
春子は祖父から課題を与えられ、その難題を解く為に、人里に下りた。
彼女は、サバイバル術には長けてはいるものの、他者とのコミュニケーション能力が低く、常識が欠けており、ホストファミリーの一員である小平くんは、彼女に振り回される。
常に、鯖井さんは、何かと生存競争をし、家の中にいても、街中でも、学校でも、刃物を振り回し、戦いに明け暮れる。
春子にとって、小平くんは、異性としては、眼中にないらしく、逆に、小平くんは、春子の肉体に接しては、性的に興奮する。
鯖井さんと小平くんの関係は、恋人でも許婚でもなく、ただの同居人である。
小平くんは、サバイバル技術を修得しておらず、有事の際には鯖井さんの足手纏いになりかねない、非力な存在だ。
しかし、鯖井さんと小平くんとの仲を勘違いする人間が何人もいる。
作中には、サバイバルを題材にした話に登場するとは、読者が予想だにしない、奇抜な人物が何人も現れ、鯖井さんと対峙したり、交流したり、その行動を黙認したりする。そのような人物は、特に、中年の男性が多く、甘ったるいコメディが苦手な読者にも、彼らは好意的に受け入れられるであろう。
鯖井さんは、爬虫類の調理法に精通しているようだ。
2023/01/16 20:18
最強のサバイバリスト
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投稿者:7つん - この投稿者のレビュー一覧を見る
野性味溢れてますね。最強のサバイバリストを目指してますからね。そして、子作りするために街へやってきたと。環境への順応が素晴らしい

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