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3件
スーサイドガール
著者 中山敦支(著者)
キラキラの女子高生・青木ヶ原星(あおきがはらキラリ)には、絶対に叶えたい人生の目標があった。それは…16歳の誕生日、自らの命をスーサイド(自殺)する事。生命力溢れる自殺願望。まさに皮肉な絶望的希望。一生懸命、死に向かう彼女は自殺幇助喫茶、通称スーサイドカフェに辿り着く。しかし、生と死が混濁するその場所で世界の真理を識り新たな死命と死練を与えられる事になる。これは鬼才で奇才で輝才で稀才・中山敦支が贈る世界の夜と戦う陽(ひかり)の少女、生命の戦記!!
スーサイドガール 10
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2023/01/20 21:22
ちょっと感動
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
満天ちゃんを助けようとする星の思いにちょっと感動しました。負のインフルエンスが加速する中で、希望を捨てず諦めなかった星はカッコよかったです。今回の敵フォビアも強力で、戦闘シーンは見応えありました。その後のストーリーも想像の斜め上をいくもので、とても工夫が凝らされていると感じました。そして新たなる強大な敵の出現。スーサイドガールとフォビアの本格的な対立の幕が切って落とされ、今後両者の戦いぶりがヒートアップしてきて、技のインフレが進むという展開になりそうな雰囲気です。
2023/01/20 21:21
ぶっ飛んだ設定、でも面白い!
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定もぶっ飛んでいますが、絵柄はもっとぶっ飛んでいます。キラキラ感と陰鬱ぶりが共存している両極デフォルメ漫画でした。最初にスーサイドカフェのオフ会に集まった面々が自殺を試みるのですが、一人だけポジティブに自殺をしようとする少女がいるという、そこから常軌を逸したストーリーが始まります。凄惨なシーンも多くて多少気にはなりますが、ストーリー展開はとてもよく出来ていると思いました。先があまり読めない展開で、驚きの連続でした。それぞれのエピソードはとてもしっかりしていると思います。この巻のラストもかなり大胆な締め方で、本当にこのあとどうなるか想像できないほどです。勢いとデフォルメの絵が特徴的な漫画ですが、意外と設定がしっかりしていると感じました。