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侍ジャイアンツ 完結
名将川上哲治率いる巨人軍は日本シリーズ六連覇の偉業を成し遂げていた。何もかもを手に入れたかに見える川上監督だったが、彼にはどうしても欲しいものがあった。それは「サムライ」だった。四国土佐の土佐嵐高校の番場蛮は、まさに川上の求めるサムライだった……。長嶋や川上の前でも物怖じしないナマイキぶり、反逆児っぷりで野球界を引っかき回す番場蛮の活躍を描く長編作品。元気が沸いてくる傑作です!
侍ジャイアンツ1
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電子書籍侍ジャイアンツ16
2023/01/05 08:56
衝撃的です!
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻。ラストはあまりに衝撃的でした。ラスト間際は駆け足すぎて盛り上がる暇もなかったのですが、これは打ち切りということだったのでしょうか。それまでかなりじっくり描いていたので、ちょっと残念です。ハラキリシュートは地味ですが威力抜群で、太刀風や衣笠との勝負で勝ったり負けたりがとても面白かったです。最後の魔球もこれぐらいの迫力ある攻防を読みたかったですね。全巻を通してのこの漫画の感想は、ペナントレースの進み具合がとても早くてもったいない気もしましたが、蛮と八幡の友情などもしっかり描き込まれていて、メリハリのあった漫画だなあと思いました。とても楽しめた野球漫画でした。
電子書籍侍ジャイアンツ15
2023/01/05 08:55
特訓場面が面白い
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半はハラキリシュートの弱点をめぐるエピソード。ハワード、眉月、大砲との息づまる攻防はとても読み応えがありました。蛮がまたしても特訓するたびに強くなり、その成長ぶりには驚くばかりでした。それは後半も同様で、後半は太刀風兵庫という新たなライバルが登場し、再び緊迫した展開になりました。特訓場面が面白いのは本当この漫画の特徴ですね。野球に空手を取り入れるのはよくあるパターンですが、どんな成果が出るのか予測がつきません。
電子書籍侍ジャイアンツ14
2023/01/05 08:54
なかなかしみじみとした巻
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リーグ9連覇の後の日本シリーズの開幕です。今度は堀内の男を感じさせるシーンがありました。長島といい堀内といい他のプロ選手にちゃんとスポットが当たっているのがいいですね。そして日本シリーズでの蛮の登板とその後の展開はまたしても予想の上を行くものでした。これもまた地味ではありますが、確かに魔球と言えるでしょう。またこの巻では蛮と理香との関係が大きく変わる展開もあり、なかなかしみじみとした巻でもありました。八幡や眉月の行動にも温かみを感じました。新魔球が開幕前にも色々見せ場があって良かったです。ラストはちょうどいいところで終わったのでまた次が楽しみです。
電子書籍侍ジャイアンツ13
2023/01/05 08:52
ストーリー展開に工夫を感じる
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ハイジャンプ大回転魔球に挑む蛮のライバルたち。蛮対明智、蛮対不二の勝負はとても見どころがありました。眉月らが手も足も出ないまま、ルーキーたちが活躍するのはこの漫画のいい意味での意外性ですね。永遠のライバルは眉月だと思っていたのですが、この巻では影が薄く、誰が最初に魔球を破るのか興味深かったです。また理香との再会や不二との再対決など、一筋縄ではいかないストーリー展開の工夫を感じました。この巻では選手たちが躍動している感じが特に強くて面白かったです。
電子書籍侍ジャイアンツ12
2023/01/05 08:51
大胆な構成
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大回転魔球とハイジャンプ魔球の組み合わせで阪神打線をバッタバッタと三振に切る蛮ですが、まさかの江夏による死球で長期離脱。この辺りの展開がこの漫画らしいというか、ペナントレースが進むのを惜しげもなく省略してしまう大胆な構成だなあと思います。蛮は負傷のブランクによって「スタミナ」という武器を新たに手に入れるので、負傷は意味のある伏線だったと分かり、あらためて感心しました。大回転魔球に対する大砲の打撃はすごかったですが、これは現実的には無理でしょうし、とても打てるとは思えなくて、それでも楽しめたので、なんとなく煙に巻かれた感じがします。またそれを上回る蛮は、頭脳もどんどん冴えてきているように感じました。見応えある戦いでした。
電子書籍侍ジャイアンツ11
2023/01/05 08:49
新魔球もすごい
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ハイジャンプ魔球が攻略され、土佐に戻って特訓する蛮。妹や八幡の協力を得て新魔球に取り組む姿は今まで以上に過酷なものでした。長島の粋な計らいには感動しました。プロ野球界全体でもウルフがアメリカに帰る替わりにポポ・エンリコが来日したり、不二や明智の大型新人が入団したりで、次のシーズンがとても楽しみになりました。そして新魔球が初披露されると、確かにそれは驚くべきものでした。ハイジャンプならまだしも今度の魔球は現実にはほぼ不可能、特にコントロールが絶対に定まらないと思いますが、そこは漫画ですので、蛮なら出来るというちゃんとした理由づけもあったりで、うまく成立させているなあと思いました。新魔球に対抗して金田監督は策を用いますが、それにもすぐ対応してしまう蛮の頭の良さも感じました。
電子書籍侍ジャイアンツ10
2023/01/05 08:47
魔球対決が面白い!
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蛮のハイジャンプ魔球に対して、ウルフの秘策が炸裂します。本格的な魔球対策は初めてで、結果がどうなるか、とてもワクワクしました。その後も大砲や眉月らがこの魔球に立ち向かっていく展開で、読み応えがありました。打者の工夫とそれに対する蛮や巨人の選手たちの対応は、一進一退という感じで緊迫感があります。ハイジャンプ魔球が出てきたときから、さすがにやや常識を超えた野球漫画っぽくなりましたが、それでもきちんとルールに沿った中での攻防で、まだまだおとなしいかな、と感じました。それにしても一年終わるのがあっという間ですね。
電子書籍侍ジャイアンツ9
2023/01/05 08:46
ついに魔球が!
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ついに蛮が魔球を生み出す巻に突入し、侍ジャイアンツらしくなってきました。いままでは割と普通の野球漫画でしたが、この後は超人的な野球が繰り広げられそうでとても楽しみです。この巻の多くを使って、ハイジャンプ魔球が生み出されるための過酷な練習のシーンを描いていますが、特訓過程もとても面白く、魔球が完成し、一軍で初めて投げ込んだときには、それが特訓の成果とすんなり受けいれることができました。また魔球を連投するのではなく、直球の中で魔球を生かしていく思想はとても冷静だなと感じました。
電子書籍侍ジャイアンツ8
2023/01/01 22:30
若手三羽ガラスが興味深い
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大砲に続いて蛮の前に立ちはだかったのは眉月を含むヤクルトの若手三羽ガラス。三人でないと成立しないという作戦に興味津々でした。実際の作戦は意外と地味でやや期待はずれな面もありますが、打ち崩すという点では効果抜群でなるほどなあと思いました。極め付けはその後の川上監督の言葉。まさかこんな展開になるとは思ってもみませんでした。それに伴い、川上監督の子供時代のことが語られ、これは多分事実だと思いますが、相当過酷な少年時代を送ったんだなあ、とちょっとびっくりしました。川上監督の現役時代も監督時代も知りませんが、すごい人だったんだなあと思いました。
電子書籍侍ジャイアンツ7
2023/01/01 22:24
ライバル達も活躍するワクワクする展開
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ついに中日の秘密兵器、大砲万作がオープン戦に登場し、さらにシーズンが開幕するとウルフや眉月も大活躍するというワクワクしそうな展開でした。蛮と大砲の最初の対戦はどうなるか見ものでした。再戦に向けて秘密特訓をする蛮と八幡ですが、侍ジャイアンツは特訓シーンが多く昭和のど根性的なノリが強いですね。ある意味、この漫画のウリの一つでもあるので、そうやって蛮たちが成長してゆくのを見るのは嬉しいです。そして大砲の弱点を悟った蛮は、大砲との二度目の対戦を迎えるわけですが、まさかその前に感動的なシーンがあるとは予想だにしませんでした。このエピソードはちょっと珍しいというか特殊で、熱い心を感じます。
電子書籍侍ジャイアンツ6
2023/01/01 22:22
ややあっさり感がある
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ウルフがノーヒットノーランを阻止したのは良いのですが、その後の展開がややガッカリ。蛮のデビューシーズンもあっさり終わって、やや勿体ない気がします。蛮も眉月もウルフも終わってみれば普通のプレーヤーという感じで、常識はずれの野球漫画らしからぬ印象を持ちました。来日したオリオールズ戦ではいろいろ名シーンもありましたが、人情漫画の側面が強いかも。山ごもりでの修行シーンをきちんと描いているのは、昭和のスポーツ漫画らしいですね。そしてついに中日が指名した怪物大砲万作の登場です。蛮との出会いが衝撃的だったので、シーズン開幕が楽しみです。
電子書籍侍ジャイアンツ5
2023/01/01 22:18
蛮の成長ぶりに注目
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八幡の覚悟を受けた特訓によって、コントロールを身につけた蛮は、先発を任されるようになります。この時点で普通に三振のとれる豪速球投手として活躍できるだけの能力を発揮するのですが、今までの経緯から考えると、それが全然輝いているように見えないところが、この野球漫画の面白いところだなあと思います。やはり見どころは、蛮とライバルたちの戦い、そこからの蛮の成長ぶり、そういったところであり、この巻でも眉月の策に一度はコテンパンにやっつけられながら、それを打ち勝つ過程が一番興味深いところでした。最後のほうはウルフからの再挑戦が始まったところで終わり、続きがとても楽しみに思えます。
電子書籍侍ジャイアンツ4
2023/01/01 22:15
現実の選手と架空の選手がうまく融合している
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ウルフがタイガース、眉月がスワローズに入団し、シーズン開幕。本格的に野球漫画らしくなってきました。前半はウルフと蛮の対決、後半は眉月と蛮の対決を中心に描かれていますが、他の選手も馴染みのある実名で登場しているので、とても読みやすく面白いです。蛮のプレーそのものはまだ並の選手的な感じで、殺人野球を封じたところに秀でた才能の片鱗を見せつけた程度に終わっていますが、思ったより楽しめます。川上監督、村山監督、三原監督などそれぞれの采配にも個性があって、そこも読みどころの一つかなと感じました。
電子書籍侍ジャイアンツ3
2023/01/01 22:11
血染めの死闘
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3巻まるごとジャイアンツのアメリカ遠征の話でした。番場蛮のサムライ魂が炸裂し熱い闘いとなりました。特に蛮のライバルとなるインディアンのウルフ・チーフの登場は衝撃的でした。殺人野球とも呼ばれる危険なプレースタイルのウルフに対して、蛮がどうやって対抗するのか興味深かったです。結局、血染めの死闘となるのですが、そのあまりの凄惨さに、野球漫画としてそこまで描くのかと驚きました。また自虐的なセリフが多くなってきた八幡が、これからどういう位置付けにのるのか楽しみです。
電子書籍侍ジャイアンツ2
2023/01/01 22:02
味のある巻
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2巻は激しさと落ち着きが併存するなかなか味のある巻となりました。番場蛮が孤独の戦いを繰り広げる紅白戦は、とんでもない展開になりますが、それなりにルールに沿ったものでもあり、破天荒に見えても筋がしっかり通っているので、派手なプレーが続く野球漫画としての面白さを堪能できました。その後は新しいキャラが出てきたり、番場蛮と八幡の新たなジャイアンツ生活が始まったりで、落ち着いた人情あふれるストーリーとなっていて、これもまた味わいがあります。