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4件
けむにまかれて
著者 著者:市ヶ谷茅
「男は好きになれない。――でも、君のこと気に入ってるんだ」
ゲイの編集者の若尾は、ベテラン時代小説家・刃渡光顕の担当になった。若尾にとって刃渡先生は子供の頃から憧れの人。原稿を受け取るだけでも胸の高鳴りを止められないのに、煙草の煙に交じって独特の色気をくゆらせる先生に、翻弄されてしまう。そして、胸に秘めた淡い恋心は、早々に見破られてしまい――…
☆【電子特典】カラーイラスト付き☆
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2018/02/04 05:39
急かさずゆっくり読み進められる作品
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:梅雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はそんなに…?と思っていたのが、主人公が先生から感じている色気がわかってきて憧れから恋心に変わる感覚がスムーズに共感できました。
元々フルールの無料本で読んで気になっていて、絵柄はそこまで好みではないけれどもストーリーで引き込まれる予感がして購入しました。
予想通りツボにハマって、でもドキドキもハラハラもするのに次へ次へと急がずに読める作品なのでじわじわハマっていく感じがとても面白かったです。
素敵な作品に出会えました。
けむにまかれて (fleur comics)
2022/10/16 04:48
紫煙の中で
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごい作品読んだっていうのが素直な感想
60代の大御所作家と30代の編集者って…
もうその設定だけですごすぎる
(ふるいつきたくなる)
で先生の意地悪悪魔っぷりがすごくて
色気だだもれだし…一挙手一投足に色気があふれている。
(私の嗜好ど真ん中ついてきている)
目線ひとつでもやられるので
若尾の気持ちが良くわかる
(若い尾→犬?)
かなわないよね…
先生の老獪な洞察力と経験値
そして
「誰かに自分をいいように扱われるのが大嫌い」
「いつだって、自分のいいようにしたい」
という気質
悪魔の掌の上で転がされる若尾
最後のオチまで先生らしすぎて、完敗です。
でも先生も結局可愛いワンコに…なんですよね
紫煙の中に揺蕩っているような作品
実際その場にいたら煙草の煙で舌がやられるので勘弁して欲しいのですが
作品として見るならばとても良いです。
そうそう、表紙の作りとかも秀逸でした。
作品読む前に表紙の作りをみて「うわー」ってなったです。
おまけの
先生の御御足つるつるは…可愛い
(こういう男の人たまにいるよねー)
けむにまかれて (fleur comics)
2016/12/19 17:22
Sっ気があるな先生、、、。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SI - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公をタイトル通りにフワフワと煙に巻いて焦らす先生が楽しそう。
ライトな感じで読みやすいと思います。