- みんなの評価
15件
色街誰そ彼(いろまちたそがれ)
著者 著:Dite
「分かるか、ハル。あれがお前のいた島だ――」
事故で双子の弟を亡くした紺悠久(こん・はるひさ)は、とある目的から、
自分そっくりだった弟・万寿(かずとし)に扮して彼のゆかりの地を訪ねることにした。
そこは、万寿が”ハル”と名乗って働きながら暮らしていたという離島の色街。
悠久はそこで、弟の葬儀に来ていたスナック『乙姫』のマスター・美鶴に再会する。
人生の生き辛さから「違う自分になりたい」と願い、万寿に扮してこの島にやってきた悠久は、「俺を”ハル”にしてよ」といきなり美鶴に迫る。
最初は適当に受け流していた美鶴だが、「ハルは美鶴さんのことが好きだったんだ」と、亡くなった万寿の心を代弁するような言葉を悠久が口にした瞬間、美鶴はいきなり悠久を殴りつけ、そして口づけするのだった。
「バカだなあ、“ハル”。俺はお前とずっとこうしたかったのに――」
死んでしまった万寿をめぐり、残された彼らがたどる「それぞれの想い」とは?
欲望と諦観、渇きと人情で溢れる不思議な離島の色街で紡がれる、双子と一人の男の恋物語。
色街誰そ彼(いろまちたそがれ)6
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2020/10/05 21:56
絵が綺麗
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての作者さんでした。表紙が美しく惹かれて読んでみました。中の絵も綺麗で凝っていて読みやすかったです。双子の兄とマスターがこれからどう関わっていくのか気になります。
2022/11/07 08:48
ハルとしてではなく
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悠久は過去にも美鶴さんに会ったことがあったのですね
街の人に受け入れられたり(失敗しても街の人はなのにね)、
美鶴さんと話しても
悠久の渦巻くもだもだはなかなかほぐれないまま。
そして…ハルとしてではなく悠久として立てるのか!
ってところで続くです。
2022/11/06 23:28
期間限定無料(5)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄の悠久、弟の万寿が生きている時に、既に入れ替わって、美鶴に会っていたのですね。そこで、もう恋に落ちていたのですね。そういうことか~。