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2件
商店街のあゆみ
著者 panpanya
「楽園」からの9冊目のpanpanya作品集。表題作はじめ「家の家」「幕間」「うるう町」「正しいおにぎりの開け方」「ビルディング」「ここはどこでしょうの旅」6~10など生活空間の細部までが愛おしくなる16篇。日記も併収。
商店街のあゆみ
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2024/06/15 23:47
観察眼のすごさ
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投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分では到底思いつけないような発想や視点で、世界を切り取り、それを再構築するpanpannya先生には、驚嘆するばかりです。
2023/12/10 15:37
家が、商店街が、ビルがね、うん、えっと、伸びるんです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
土地にまつわる話?
奇妙な世界、不思議譚の好きな人は必読。
ただ、日常の謎が奇妙過ぎて、ついて行けるかどうかは不明。
この辺りはまったくもってPanpanya。
私自身どうしてこのワールドにたどり着いたのかは不明。ある日突然思い浮かんだPanpanyaという言葉を検索したらたどり着いた作家さん。
こういう奇妙な偶然が、PanpanyaらしいといえばPanpanyaらしい。
あるはずでないことを証明しないといけないおじいちゃんが買った土地、昔の建物の跡がなんとなくわかる町、開発されているように、見えないでもない向こうの町。
草原と海と山と雑多な下町が入り組んだ短編集。いろんな町に迷い込ませてくれる短編集。どこに行っても動じない女主人公がすがすがしい。