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2件
意外と知らない鳥の生活
スズメ、カラス、ハト、etc・・・。毎朝の通勤の道のりで、電車を待つホームで、休日のおでかけ先で・・・スルーしてしまいがちですが、そこにはたくさんの鳥たちが生き生きと暮らしています。本書はそんな鳥たちの意外と知らない可愛い素顔や豆知識を、漫画で知ることができる一冊です。鳥たちのことがちょっと分かると毎日が癒しでいっぱいになる――。そんなネタの数々をお楽しみください。
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2024/09/29 14:58
身近な野鳥の超入門書
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近にいる野鳥(スズメ、キジバト、ドバト、ハシブトガラス、ムクドリ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ツバメ、ツグミ、ジィウビタキ、カワセミ、アオサギ、ゴイサギ、カルガモ、カワウ等)の特徴的な生態に絞って、大きなイラストで簡単解説した野鳥入門書で、散歩が楽しくなること必至です。わが家の近くにもキジバトが飛来して、あの特徴的な鳴き声で縄張りを主張しています。ムクドリやメジロもたまに見かけます。生態を知って観察すると、もっと面白いと思いますので、本書を大いに参考にしたいと思いました。
2025/01/29 12:59
身近な野鳥観察入門
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森の爺さん - この投稿者のレビュー一覧を見る
野鳥観察に関しては、唐沢孝一氏のような専門的な著書も数あるが、本書は身近に生息する野鳥について、漫画で分かり易く解説しており、野鳥について良く知らない初心者向け入門書としても最適と思える。 そう言っている私も、双眼鏡でバードウォッチングするわけでも無く、ただ単に庭や散歩や通勤時に野鳥観察をする程度なので、実際偉そうなことは言えない。
内容としては、都市部、住宅地、公園・水辺という生息地別に猛禽類を除いた野鳥について解説ししている。 著者が元々井の頭公園から観察を始めたからか、公園・水辺に生息する水鳥や渡り鳥についても詳しく書かれている。
地方都市在住の私の家の周辺でよく見かけるのは、スズメ、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、カラス、ムクドリと本書には書かれていないオナガとかで、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ツグミは余り見た記憶が無く、また、近所に池や川が無いので残念ながら水鳥は普段見る機会が少ない。
ドバト、キジバトについては、キジバトの鳴き声はよく耳にし、かつ近所でも見かけるし、ドバトは小学生の頃に短期間飼っていたのだが、水の飲み方はドバトの飲み方が特殊だったとは知らなかったし、冬でも繁殖するのも確かである(昔は鳩を飼っているいる人は結構いたが、最近はあまり見かけない気がする)。
ハクセキレイについては、人家や駐車場でよく見かけ、確かに人が近づいても逃げないが、尾羽を上下に振りながら歩く姿と、鳴きながら波打つように飛ぶ姿が可愛らしい。
シジュウカラが会話を交わすというのはネットのニュースで見かけたが、もっぱらyoutubeの巣箱観察で子育てを眺めている。
ツバメの住宅難については、実家が田舎の農家だったので、毎年ツバメが営巣したが、昔は障子の外の縁側の雨戸は日中開いており、ツバメは平気で家の中で巣作りしており、現在も家の中に巣が残っている。 現在はそんな家は先ず無いので、納屋とかに営巣するしか無いが、都市では確かにコンビニやドラッグストアの非常灯のカバー上や、駅の屋根の下とかで見かける。
ウグイスについては、昔春休み期間は実家の手伝いで山とか雑木林で作業をしていると、ウグイスの下手な鳴き声が聞こえたものだが、あの鳴き方は繁殖期だけなので、1年経過するうちに忘れてしまい、練習しているというのを本書により知ったし、梅にウグイスの絵柄が実はメジロの緑色になっているというのもご愛敬である。
ムクドリは近所の畑に群れて虫を探している光景が見え、駅前の街路樹に群れて騒がしい印象であるが、ツグミのだるまさんが転んだみたいな行動は今後見てみたいものである。
水辺の鳥では、一度カイツブリが雛鳥をおんぶしている姿を見てみたいのだが、今迄見る機会に恵まれていないのが残念であり、カモ類についてはマガモと他のカモの区別がつかないレベルなので参考になった。
ゴイサギの説明で夜行性であること、シラサギという種類は存在しないこと、また俗に言う鳥目はニワトリくらいで夜行性の鳥も結構いることは知らなかったが、ウンチクが多くて結構面白い。
野鳥観察における注意点についても、今後野鳥の邪魔にならずに観察するよう、気を付けたいものである。