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2件
おのれ人間ども
著者 八十八良(著者)
遠野の大妖怪ムジナは人間の女と結婚した。ときは現代、生まれてきた愛娘キナコに、現代日本の育児事情が襲いかかる・・・・・・!おしめ替えからお食い初め、妻とのデートまで。ムジナ育児奮闘記、おまけに妖怪も襲ってくる!『不死の猟犬』、『タルタロス劇場』、『ウワガキ』の八十八良による妖怪×人間子育てコメディーのはじまり!
おのれ人間ども 2
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おのれ人間ども 1
2023/02/19 01:12
最強の敵は赤ん坊?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不死の猟犬が終わってから、もう2年ちょっとか。
ただ、少し前に出たウワガキの合本版を買って読んだばかりなので、特に懐かしさはないか。
この作品を知ったのも、その流れの上ですし。
珍しく、まえがきなるものが巻頭に。
あとがきはなし。 この内容なら、あとがきでも良かった様な気も。
室町時代に生まれ、高名な退魔僧?に力の半分を封じられたみちのく岩手の大妖怪、青ムジナ。
自ら人を喰らわず、相手が命を差し出して来たら、食って良い。 そうなる様、相手に尽くし、今際の際に食え、そうしたら、力を戻すとの約束で幾星霜、過ごしてきたムジナさん。
しかし、尽くした相手に裏切られ続け、未だに約束は果たされず。
そんなムジナさんに人類代表?として、パートナーとなることを申し出たのり子さん。
ムジナさんは人を喰らうのを諦め、のり子さんとのり子さんとの間にもうけた娘キナコと静かに暮らすことを選ぶが...
基本は赤子キナコの育児ストーリー。
育児の苦労あるあるがあちこちに。
何か苦労が偲ばれる...
偶に格下の妖怪と戦いつつ、のり子さんに怒られつつも、キナコの育児に勤しむイクメン、ムジナさん。
カッとしやすいのか、額の炎で育児本やら何やらを燃やしてしまうことも。
そこに実は下衆なのり子父やら、生真面目なのり子母やら、のり子にふられ続け...な後輩やらが絡み、なかなかに面白い。
キナコも徐々に...?いや、途中、一気に成長したのか? 1歳くらいってこんな感じ?
のり子さんには妹がいるらしいが、どんな娘だろうか。 のり子さん高校生版も登場するので、あんな感じか?
セーラー黒タイツののり子さんもgood。
徐々に別の意味でも力を増してくるキナコちゃん。
育児に慣れてくるも、新たな難題に取り組むムジナさん。
先も期待できそうかな。
2024/07/29 00:21
え?終わり?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
きなこちゃんが2歳になり、色々と言葉を喋るようになり、過去にあった名付けの理由も明らかになって、のり子さんが尊厳を捨てる羽目になり...などなど盛り沢山で、新キャラも登場し、盛り上がってきたのに...
唐突の最終話コールからの完表記。
何、これで終わりなの?
のり子ちゃんがなかなか良いキャラに仕上がってきたところでの、最終話、完。
まだ続けられたであろうに。
これが本当に最終話、完ならば非常に残念。