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嫁姑の推し活
著者 篠原知宏(著)
結婚顔合わせの日に、義理の母が同担だと気づいたら・・・?ごく普通のサラリーマン・二郎の家庭は、世に言う嫁姑問題とは無縁で、妻・リコと母・アケミはびっくりするほど仲良し。なぜならリコとアケミは、同じボーイズグループを応援しているオタク同士で・・・。共通の推しを愛してやまない嫁姑のアツい推し活ライフを、高すぎる解像度で描くハートフルオタクコメディ。単行本では嫁姑と推しグループ・ネビュラの出会いなど、約30ページの描き下ろしを追加!
嫁姑の推し活
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2025/05/01 08:43
「来世でも 推す推す推す推す 絶対に」…そんな風に思える応援したい誰かがいる毎日は、充実していて楽しそうだな、と…「推し活」を軸として色々な喜びや夢や理想が、ぎゅっと詰まった好感度大な佳作コメディ漫画
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投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の作品を買って読むのは久し振りで…
でも、昨秋に発売された時点から気にはなっていたけれど、価格設定が1,320円という、
貧乏人的には躊躇してしまう価格だったんで直ぐには買えず様子見…まぁ、KADOKAWAなんで、その内に半額セールとか、
かつ更なる割引クーポン併用可とか、そういうタイミングが1年くらい待てば来るかな…
と思っていたら…そこまでは待たず今回「05/08まで50%OFF⇒660円特価」で購入出来る機会が巡ってきたんで、
KADOKAWAの他の特価品とセットで購入…で、実際に読んでみて…
全体的にはクスッと笑えて、心がほっこりする系のコメディ作品だけど、
描かれている、メインキャラである嫁のリコ(莉子)と姑のあけみ(朱実)の「推し活」ライフ光景での活き活きした様子や、
その喜びや感動や色々などたばた具合がひしひしと伝わってくる内容で、
笑えるだけでなく時には、読んでいて少しうるうるってなったり…。
特に第9話での「私にこの毎日をくれて ありがとうキリくん!」という85頁の場面描写が、よかったな、
と。
同担で推し活する妻と母…の様子を傍から見ている夫のジロー(丹野二郎)…という視点が、
この漫画を読み始めた段階では、自分に一番近い立ち位置のキャラはコレだなって感じだったんだけど…
そのジローも、最後には…みたいな、物語構成も、上手いな、
と思いつつ、こういう感じなら、ジローとリコの夫婦は、末永く夫婦円満で仲良く添い遂げられそうで、
リコの立場からは、夫とも夫の両親とも良好な関係で理想的な関係性だよな、
と…あと、妻の朱実を見守り自然体でずっと寄添っている夫(二郎の父)という関係性も。
そういう部分まで含めて、「推し活」を軸として色々な喜びや夢や理想が、ぎゅっと詰まった内容で、
好感度大な内容で、読み終えた後味もほっこり爽やか…そんな佳作コメディ漫画で、
買って読んだ甲斐があったし、久々にこの作者の作品を読めて健在ぶりも確認出来たんで、満足です。