- みんなの評価
2件
峠鬼
著者 鶴淵けんじ(著者)
遥か昔の倭の国の、神代と人世のその間。神々が人間と共存していた時代。
村を司る神・切風孫命神への生贄に選ばれた少女・妙(みよ)は、避けられぬ死に怯えていた。
しかし、神と相対し対話する異能を持つ道士・小角(おづの)との出会いが、彼女を窮地から救い出す……!
みなしごの少女と、壮麗の道士、そして鬼の少年。時代や次元さえも超越した、神々を巡る旅が始まる!
俊英・鶴淵けんじが、古代神話にファンタジーやSFの視点を加えて描き出す、全く新しい“古代日本”像。
特別小冊子「青騎士」に掲載され大きな注目を集め、ハルタ本誌での連載を獲得した話題作が、1・2巻同時刊行!
峠鬼 7
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2022/10/11 10:34
面白すぎて電子・紙両方で買いました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:埠頭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつて神々は、此岸に在って人草と共に暮らしていたという———
それももはやかつての話。今や神々の御力は見る影もなく、現世でその御権能を振るうのは、一言主大神ただ一柱となった。
道士である役小角は、弟子である善、妙と共に、一言命令すればどんな願い事でもたちまち叶えてしまうという、一言主大神を探し旅をしていた。
これは、そんな神の時代の終わりの話。
峠鬼 1 PRIMAL GODS IN ANCIENT TIMES (HARTA COMIX)
2022/06/02 17:32
神々を様々な形に具象化
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
太古の倭国、まだ神と人が共存していた時代の話をスッキリとした絵柄で描きあげている。特に倭国古来の八百万の神々を様々な形に具象化して、登場人物に仕立て上げるというアイデアに感心した。生贄の話なので陰惨な雰囲気になりがちなんだが、明るい絵柄で雰囲気をあまり暗くしないで描いているところも良い。