あたしが海に還るまで
著者 内田春菊 (著)
「もう、父親にやられてんの、いやんなっちゃったし」性暴力を続ける義父と、見て見ぬふりをする実母にうんざりして、16歳で家を出た静子の凄絶な青春時代。逃避行、東京への出奔、...
あたしが海に還るまで
商品説明
「もう、父親にやられてんの、いやんなっちゃったし」性暴力を続ける義父と、見て見ぬふりをする実母にうんざりして、16歳で家を出た静子の凄絶な青春時代。逃避行、東京への出奔、セックス、中絶、旅館の住み込みからスナックのホステスとなり、マンガ家や歌手への夢を抱いて再び上京、レーサー崩れの男との結婚・破局まで、激流のような、辛苦と希望が交錯する日々。映画化された話題沸騰作『ファザーファッカー』とともに、内田春菊の原点を描く傑作小説。
著者紹介
内田春菊 (著)
- 略歴
- 1958年長崎県生まれ。84年に漫画家、93年に小説家デビュー。「ファザーファッカー」「私たちは繁殖している」で第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に「キオミ」等。
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知りたくない事
2002/04/10 00:53
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投稿者:タキレイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
衝撃的なラストほど、続きが気になる。だからこそ見たくない事実だってあるもんだ。私はファザーファッカーのラストが涙が思わずこぼれてしまうほど素晴らしいものだっただけに、この続編にとてもがっかりした。知りたくなかった。確かに、今の春菊さんの幸せぶりからこの時の静子の未来を予測するのは難しい。だからこそ物語として成立するものではなかったか? それでも続きが気になる人は読んでみてはいいのではないかとは思うが…。