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鬼平犯科帳<巻の20> 礼金二百両/猫じゃらしの女
著者 池波正太郎
与力・佐嶋忠介の叔父が仕える大身旗本の若様が誘拐された。ところが横田家では、事情があって表ざたにできず、平蔵に内々に捜査を依頼してきた。身代金を用意し、犯人たちの要求どお...
鬼平犯科帳<巻の20> 礼金二百両/猫じゃらしの女
商品説明
与力・佐嶋忠介の叔父が仕える大身旗本の若様が誘拐された。ところが横田家では、事情があって表ざたにできず、平蔵に内々に捜査を依頼してきた。身代金を用意し、犯人たちの要求どおり、屋敷内の大木に吹流しをかかげたのだが……『礼金二百両』。密偵・伊三次なじみの女は、男の腰に猫じゃらしの鈴をつけさせて行為に及ぶ妙な趣味がある。その女が客から大事なものを預かったという。開けてみると袋の中には蝋型が。それを見た伊三次の眼が光った──『猫じゃらしの女』。
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