鬼平犯科帳<巻の30> 明神の次郎吉/白と黒
著者 池波正太郎
次郎吉という男が鬼平の友人、岸井左馬之助を訪ねてきた。旅の僧から左馬之助宛の遺品を預かってきたというのだ。その折、次郎吉の横顔を見た密偵・おまさの目が光った──『明神の次...
鬼平犯科帳<巻の30> 明神の次郎吉/白と黒
商品説明
次郎吉という男が鬼平の友人、岸井左馬之助を訪ねてきた。旅の僧から左馬之助宛の遺品を預かってきたというのだ。その折、次郎吉の横顔を見た密偵・おまさの目が光った──『明神の次郎吉』。平蔵が、按摩・富の市と出かけた時のこと、富の市に声をかけてきた男がいた。この男、かつて平蔵が取り逃がした盗賊だったが、富の市によると、女あそびが過ぎて、躰の疲れが異常なのだという。そこで亀太郎の家を見張ると、色白なのと浅黒いのと女がふたりやってきて……『白と黒』。
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