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鬼平犯科帳<巻の45> 二人女房/熱海みやげの宝物
著者 池波正太郎
〔用心棒〕の事件以来、すっかり鬼平に心酔した浪人の高木軍兵衛が、お熊婆さんを訪ねたときのこと、ひとりの小男が軍兵衛に手招きをした。この男、加賀屋佐吉という小悪党で、軍兵衛...
鬼平犯科帳<巻の45> 二人女房/熱海みやげの宝物
商品説明
〔用心棒〕の事件以来、すっかり鬼平に心酔した浪人の高木軍兵衛が、お熊婆さんを訪ねたときのこと、ひとりの小男が軍兵衛に手招きをした。この男、加賀屋佐吉という小悪党で、軍兵衛の昔なじみ。こやつが、軍兵衛に殺しの仕事をもちかけて……『二人女房』。長谷川平蔵の一行が、熱海に湯治に来て一ヶ月。同行の相模の彦十が平蔵に、宿で馬蕗の利平治をみかけたと告げた。利平治は、諸国を回って盗みに適当な商家などを探しまわる〔嘗役〕の大物だった──『熱海みやげの宝物』。
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