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鬼平犯科帳<巻の49> 尻毛の長右衛門/殿さま栄五郎
著者 池波正太郎
盗賊の親分、尻毛の長右衛門のところで、連絡(つなぎ)役をつとめる布目の半太郎が、引き込み役の女、おすみとねんごろになった。ところが、親分の長右衛門が、三十余も年下のおすみ...
鬼平犯科帳<巻の49> 尻毛の長右衛門/殿さま栄五郎
商品説明
盗賊の親分、尻毛の長右衛門のところで、連絡(つなぎ)役をつとめる布目の半太郎が、引き込み役の女、おすみとねんごろになった。ところが、親分の長右衛門が、三十余も年下のおすみを女房にしたい、と言い出して……『尻毛の長右衛門』。鷹田の平十は、一人ばたらきの盗賊を、諸方のお頭に周旋する〔口合い人〕。その平十に、鬼の平蔵の息がかかった馬蕗の利平治が、殿さま栄五郎と異名をとった盗賊を紹介したのだが、これがとんだ食わせ者だった──『殿さま栄五郎』。
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