鬼平犯科帳<巻の79> 迷路10 高潮/迷路11 引鶴
著者 池波正太郎
連日の単独微行で心労いちじるしい平蔵。さなか、細川峯太郎を五両で買った女をつけていた相模の彦十が持ち帰った情報は、驚愕すべきものだった。黒幕は平蔵が「本所の銕」と呼ばれて...
鬼平犯科帳<巻の79> 迷路10 高潮/迷路11 引鶴
商品説明
連日の単独微行で心労いちじるしい平蔵。さなか、細川峯太郎を五両で買った女をつけていた相模の彦十が持ち帰った情報は、驚愕すべきものだった。黒幕は平蔵が「本所の銕」と呼ばれていたときに片腕を切り落としたという人物だった……。佐嶋忠介に打ち込みの指示を出すと、旅支度をして平蔵は人知れず早朝、江戸を発つ──特別長篇『迷路10 高潮』。多くの犠牲者を出し長い時間をついやした探索ののち、いよいよ事件は大詰めに──特別長篇『迷路』、完結話『引鶴』二篇を収録。
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