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SRO I - 警視庁広域捜査専任特別調査室
著者 富樫倫太郎 著
警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山...
SRO I - 警視庁広域捜査専任特別調査室
商品説明
警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代警察小説の登場。
著者紹介
富樫倫太郎 著
- 略歴
- 1961年北海道生まれ。88年「修羅の跫」で歴史群像大賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「陰陽寮」「信玄の軍配者」など。
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書店員レビュー
日本のアーロン・ホッチナー登場
ジュンク堂書店三宮店さん
警察小説と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?激しい銃撃戦?それとも謎解きミステリー?
近年、警察小説がたくさん刊行される中で皆さんは何を見てその本を買いますか?帯や裏表紙のあらすじを見る事でしょう。私も裏のあらすじを読んで購入した一人ですが…久しぶりにページをめくる手が止まらない一冊に出会えました。
出てくるキャラクターの一人一人も際立っていて、物語の疾走感も非常に読みやすい構成になっています。警察内部のしがらみや、絶対的縦社会の警察社会も十分に知れる内容になっています。激しい銃撃戦も謎解きミステリーも無いですが、非常に重圧感のある警察小説ではないでしょうか。
某テレビ局で映像化もされたようですので、本書と合わせて楽しめる事間違いなしでしょう。
文庫担当:N
紙の本
富樫倫太郎氏の傑作「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズの第1弾です!
2020/09/19 09:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、歴史小説、時代小説、警察小説など広い分野において、「陰陽寮」シリーズ、「闇の獄」シリーズ、「とむらい組見参」シリーズ、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズなどの傑作を発表し続けておられる富樫倫太郎氏の作品です。実は、同書は、大人気の「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」 シリーズの第1弾でもあり、面白いこと間違いなしの作品です。内容は、警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」は、総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだったというところから物語が始まります。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たちの姿を描いていきます。そして、警察組織の限界に迫っていきます。ぜひ、同書をはじめ、このシリーズ全9巻をお楽しみください。
紙の本
一気読み
2016/04/20 22:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:muko305 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり期待していなかったが、ところがどっこい。グイグイ引き込まれ、気付いたら一気に読了。いかにもって感じの登場人物、らしい設定っと御都合主義の展開。ワクワクハラハラ楽しいよ。これぞB 級プレミアム。迷わず続巻を買いました。
紙の本
個性派を集めた精鋭チームの捜査手法は………はぁ?
2016/01/17 13:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察の管轄の壁をこえて広域捜査を行うチームSROが結成された。
メンバーは一癖も二癖もある個性派揃い。
結成早々に、管轄の間隙をついて密かに殺人を繰り返すシリアルキラーの存在をあぶり出す。
しかし、殺人犯の存在を認知した場面で、すでに残りのページはそう多くない。ここから、個性派メンバーがどうやって犯人を見つけ出し、追い詰めるのか。
結論:面白いのはそこまででした。
結局のところ、犯人の尻尾を掴むことができたのは、まったくの偶然からでしたし、個性派メンバーは、ドタバタ動いたものの、有能なのか無能なのかよく分かりませんでした。
犯人のキャラ付けにばかり力が入っていて、ストーリーそのものは大して盛り上がらないまま終了しました。