読割 50
電子書籍
スメル男
著者 原田宗典 (著)
ぼくの体に、何かとんでもない変化が起きている。東京全都を嘔吐させるような異臭がぼくの体から漂い始めた。原因はわからない。気弱なぼくを信じてくれる人はたった一人。コンピュー...
スメル男
スメル男 (講談社文庫)
商品説明
ぼくの体に、何かとんでもない変化が起きている。東京全都を嘔吐させるような異臭がぼくの体から漂い始めた。原因はわからない。気弱なぼくを信じてくれる人はたった一人。コンピュータを自在に操る天才少年たちも仲間だ。八方ふさがりの迷路の中で、今、ぼくのとてつもない青春の冒険が拳をふり上げる。
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自分が匂ったら嫌だ
2016/12/02 23:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スネ夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだ時、もしも自分の脇に悪臭を放つイボが出来たらしかもそれと同時に鼻が全く効かなくなったら、、生きていけない。そう思った。どんな心情でも気軽に読める内容。自分が臭いか?と悩んでいる人にも治療を検討するのと同じくらいおすすめ。
紙の本
『スメル男』
2002/05/23 15:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AKIZAWA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレしてしまっては、作者とこれからの読者に失礼だと思いますので、慎重に書きます。
あるとき、主人公の体に異変が起きはじめます。
彼の体から発する、ただならぬ匂い。
それが、数メートル・数キロ・数十キロと漂いはじめます。
いつしか、街中でパニックになってきます。
拡大する異臭。
必死に異臭を抑えようとする主人公。
そこで、彼のとった行動は…。
紙の本
スメル男
2001/08/28 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただち - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田さんのエッセイはよく読んでたのですが小説は初めて読みました。エッセイでも感じるように発想がおもしろい! “スバラ式世界”の中で「おもしろくなかったらお金を返します」って書いてるだけありました。
しかし、通勤中の電車の中で読んでたんですが「痛そう」や「臭そう」な場面にしょっちゅうしかめっ面だったのは自分でもどうかと思ったのですが。それだけ入り込める小説でした。その「痛そう」な所で本を閉じてしまうと夢にみそうでちょっとこわかったですけど…(しかめっ面とこわい夢で★の数1つだけ減らしました)。
紙の本
愛と友情のつまった青春冒険小説〜だけど、かなり笑える〜
2002/10/06 21:44
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投稿者:yaeba - この投稿者のレビュー一覧を見る
スメル男=SMELL男=臭い男。
主人公は母親の死にショックを受けて、臭いが分からなくなってしまった。ある日、主人公の体はとてつもなく臭くなってしまう。東京中、いや埼玉県にまで及ぶ強烈な臭いを発し、その臭いをかいだ人はみんな嘔吐してしまうほど。
一体なんなんだ、これ?てかんじで、どんどん強引に話が進んでいく。「うだつの上がらない男」と「強引な女」、そして「わけのわかんない展開」…村上春樹の小説と似た部分が少しある。ある日起きたらクモになってたカフカの「変身」にも似てるかな?
分厚いけど、笑いながらサクサクよめる。文句ナシに面白い!