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天地人 下 人の巻
著者 火坂雅志 (著)
豪華キャストで話題を呼ぶ、2009年NHK大河ドラマ原作。兜の前立てに愛の一文字を掲げ、戦国の世を駆け抜けた上杉家知謀の執政・直江兼続。豊臣秀吉を魅了し、徳川家康を畏怖さ...
天地人 下 人の巻
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商品説明
豪華キャストで話題を呼ぶ、2009年NHK大河ドラマ原作。
兜の前立てに愛の一文字を掲げ、戦国の世を駆け抜けた上杉家知謀の執政・直江兼続。豊臣秀吉を魅了し、徳川家康を畏怖させた傑物、その苦闘と栄光の生涯を歴史小説の雄が十全に描き切る。
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天地人の最終巻。
2009/01/24 22:20
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
天地人の最終巻。
物語は、いよいよ秀吉の死に伴う天下取りの争いへ。
直江状。
一連の時代の流れの中、直江兼続は大ばくちに出ます。この戦いは、彼にとっては義戦。主君であるはずの豊臣家をないがしろにする家康に敢然と立ち向かうさまは読んでいて爽快です。
しかし、歴史は常に正しいものが勝つわけではありません。
徳川には徳川の正義があるということでしょうか。
関ヶ原ののちは、兼続はひたすら上杉家が生き残るためにその才を使います。
ここが、やはり引っかかるところです。平和とお家存続のため、いたしかたないとはいえ、それまでの「義」が立ち行かなくなる様は現代社会でも同じような気がします。
「義」を通すためには、それ相応の力が伴っていないと実現できません。
困難な時代であっても、自らの思うところを可能な限り貫いて、しかも成果を残した彼の人生は、現代のビジネスマンも見習うべき姿勢だと感じまし
龍.
http://ameblo.jp/12484/