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大菩薩峠(9)
著者 中里介山 (著)
お雪にともなわれ、信州白骨の温泉へ赴いた竜之助は、しばしの安息を得て目を癒す日々。その竜之助を仇と狙い、旅を急ぐ宇津木兵馬。一方、お銀様は慕い追う竜之助の探索をいったん断...
大菩薩峠(9)
大菩薩峠 9 (ちくま文庫)
商品説明
お雪にともなわれ、信州白骨の温泉へ赴いた竜之助は、しばしの安息を得て目を癒す日々。その竜之助を仇と狙い、旅を急ぐ宇津木兵馬。一方、お銀様は慕い追う竜之助の探索をいったん断念、故郷の有野村へ向かった。時を同じく、がんりきの百蔵の茂太郎をさらわれ、うらびれた独り旅を行く弁信。また米友とともに京大阪をめざし、医師道庵が街道をゆらゆら歩む。中山道筋に展開する道中模様……。「流転の巻」「みちりやの巻(一~十三)」を収録。
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紙の本
ユーモアと虚無。
2002/05/13 15:27
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
机竜之介とお雪がくっつきそうで、お銀様ファンとしては残念である(苦笑)。やはり時代小説の主人公は、悪女よりも清純な少女と結ばれる運命にあるのだろうか。どうも、悪女の方が苦しみを知っているのに、何の苦労もしらない娘だけが幸せになるというのは、納得がいかないのだが……。
ストーリーは拡散、脱線が激しくなり、小説というよりも介山の論文(?)に近くなってきている。悪くは無いのだが、始めの頃のような物語をまた読みたい。