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太宰治全集(1)
著者 太宰治 (著)
「私はこの短編集一冊のために、十箇年を棒に振った。まる十箇年、市民と同じさわやかな朝めしを食わなかった。……私はこの本一冊を創るためのみに生れた」(「もの思う葦」)。第一...
太宰治全集(1)
太宰治全集 1 (ちくま文庫)
商品説明
「私はこの短編集一冊のために、十箇年を棒に振った。まる十箇年、市民と同じさわやかな朝めしを食わなかった。……私はこの本一冊を創るためのみに生れた」(「もの思う葦」)。第一創作集『晩年』(昭和11年刊)と、それにつづく“苦悩の時期”に書かれた諸篇を収める。晩年(葉 思い出 魚服記 列車 地球図 猿ヶ島 雀こ 道化の華 猿面冠者 逆行 彼は昔の彼ならず ロマネスク 玩具 陰火 めくら草紙) ダス・ゲマイネ 雌に就いて 虚構の春 狂言の神
目次
- 晩年/ダス・ゲマイネ/雌に就いて/虚構の春/狂言の神
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紙の本
太宰デビュー作
2018/05/04 22:24
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
太宰のデビュー作だからとかなり期待して読み始めたのだが、かなり苦しかった。若いからか気負いが先行していてあまり興味を惹かれないばかりか不快な部分が多かった。その時の自分の方にも原因があったかもしれないが、これはいずれコンディションの良い時に読み返すべきか。しかし夜が暗いからこそ、その後の夜明けがより輝かしいのかもしれない。