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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2010/07/02
  • 出版社: 祥伝社
  • レーベル: 祥伝社文庫
  • ISBN:978-4-396-32815-3

読割 50

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電子書籍

0番目の男

著者 山之口洋 (著)

2010年、深刻な環境破壊などの危機打開のため、優秀な人材を〈大量生産〉する計画に協力したマカロフは、千人のクローン人間の“親”となった。70年の人工冬眠の後、彼が見た“...

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0番目の男

税込 550 5pt

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0番目の男 (祥伝社文庫)

税込 419 3pt

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商品説明

2010年、深刻な環境破壊などの危機打開のため、優秀な人材を〈大量生産〉する計画に協力したマカロフは、千人のクローン人間の“親”となった。70年の人工冬眠の後、彼が見た“分身”マカロフたちの姿とは? 起こり得る未来を描く感動の傑作SF!

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ハインラインの『夏への扉』と同じ爽やかな読後感残るSF。クローンが大量生産された未来社会への人工冬眠を面白く描きつつ、愛や個を深く掘り下げた快著。

2002/01/21 13:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「長すぎず短すぎない中編小説を集めた税込み400円の文庫本」というシリーズ企画はユニークである。その器には十分すぎるような内容の濃い小説だなと感じた。たとえば気の乗らない出張なんかに携えていくと、行きの新幹線や飛行機で異世界を楽しく旅することができ、自分や他者や愛を信じたい気持ちになれて、「さあ、やるぞ!」と送り出してくれる——そんな霊験があると思う。

 山之口洋さんという小説家を知って、『われはフランソワ』『オルガニスト』という絶品を賞味してみた私は「ああ、この人の書くものは素敵。ずっとついていこう」という気になった。「中編」という意識からすると、2作に差をつけて★4つという感じがしてしまうけれど、短くてもこんなに読後の気分がいいのだもの、結構なことじゃないかと思い直した。
 大学で自然言語処理やデータベース研究の講義をしながら、中世の泥棒放浪詩人のでっち上げ伝記を書いたり、自分が音楽そのものになってしまいたいと願うオルガニストの至高の表現を近未来形で書いたり、この作家の頭の中はどうなっているのかと思わせられる。
 そこへもってきて、ウズベキスタンの環境技術者が選ばれてクローニングの母体となる。そして、自分のクローンが沢山生きる未来へ行ってそれを見届けたいがために、<深眠>と呼ばれる人工冬眠で人生を中断する道を選ぶというこのお話…! 長い睡眠から目覚めた番号0(ゼロ)のマカロフが、自分の正体を偽って、マカロフだけが出入りを許される会員制のクラブに出かけていくというとっつきの設定だけでもユーモラスで、その着想の見事さに半ば呆れて半ば感心してしまうではないか。

 渋いバーテンダーがマカロフなら、ホールで注目を集めている人気脚本家もマカロフ、その取り巻きたちもマカロフ、それを尻目に一人泊まり木で飲んでいる癖ある男もマカロフ、脚本家が知っている6人の俳優マカロフ…といった具合。主人公マカロフは、自分が環境工学を研究するために選び取ることができなかった別の可能性を選択して具現化してくれている1000人ものマカロフの存在を知り、「個」の可能性やそれを超えようとしたことについて思いを巡らせる。

 けれども、複数のマカロフを見るため本来の生を凍結させたマカロフには、過去に残してきた妻がいた。虚妄に捉えられたマカロフが深い眠りに入ることを妻は強硬に反対していて、彼女は天に与えられた人生を全うするという選択をしたのであった。 この妻イレーナの問いかけや働きかけが、物語の大きな核を成している。これは見事な恋愛小説なんだと叫びたくなるような伏線と展開をもっている。
 男女関係に対するロマンティシズムが、私が山之口さんの小説に強く惹かれる大きな理由のひとつなのだけれど、ここでもそれが不満を残さないようにしっかり組み込まれていて、とても嬉しかった。

 また、未来社会でのマカロフ談は、独特の発想による滑稽譚というのではなくして、番号0のマカロフが事件に巻き込まれるというミステリーも重なっていく。それが解き明かされるとき、個人の前に立ちはだかる社会というものの壁も見えるようになっている。実に豪華な中編なのである。

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紙の本

正直、活字数からいえば、お買い得とはいいがたいんですよ、400円だすならブックオフでもっと分厚い本が買えるかも。でも、新作でこの内容なら・・・

2006/11/02 21:01

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《アム=ダリアとシル=ダリアが流れ込むアラル海で環境改善事業に従事するウズベキスタン生まれのマカロフ。イレーナと幸せな生活を過ごす彼に政府から一つの提案がなされた》
ファンタジーノベル大賞の三羽烏といえば、酒見賢市、鈴木光司、山之口洋というのが私の勝手な決め付けですが、三人のなかで最も寡作なのが山之口洋ではないでしょうか。最近、何か書いているのかしらん?気になってしまいます。山口は、西欧中世の重厚で不思議な世界に案内してくれる面白い作家ですが、ちょっと他の人とカブルところがあるのかも・・・
で、今回はお手軽な500円を切る文庫本です。出版社の発想はとてもよくて、サラリーマンの昼食代で本が楽しめるという考え。ただし、最近では400円を切るお弁当も出ているので、割高感が逆に目立つかもしれません。おまけに、読書好きにはちょっと物足りない分量、切れ味で勝負するのかなと思い、読み始めました。
誰もが学校の授業で習って知っているアム=ダリアとシル=ダリア川。その二つが流れ込むアラル海のそばで、環境改善事業に従事するウズベキスタン生まれのマカロフは、妻のイレーナと幸せな生活を過ごしています。その彼の前に現れた男は、政府から一つの提案があったと彼にいいます。迷った末に、マカロフがとった選択とはなんでしょう。
そして眠りから覚めたマカロフが数十年ぶりに訪れたタシュケント駅で、彼が目指すのは《マカロフ・クラブ》という場所でした。たどり着いたクラブで彼が見たものは、彼と全く同じ顔をした人々が集う姿だったのです。彼を襲う自分と同じ顔の男。そして彼を惹きつける同じ顔をした女。無限にある可能性から生まれた様々な人生。時代の変化と、役割を変えていく国家プロジェクト。マカロフが遭遇する事件の意味は。そして亡くなったイレーナの眠る場所は。
単なるSFでも幻想小説でもミステリーでもない、山之口にしか書けない小説といえるでしょ。500円を切る値段の、大き目の活字が配された薄い文庫ですが、読んでいて思った以上の充実感を抱きます。『オルガニスト』で音楽と機械との不思議な融合を、『われはフランソワ』では中世フランスの学生生活を描き、その視野の広さと文章の濃密さで私を感心させてくれた山口ですが、今回もその印象は変わりません。
文の軽さや、小説の舞台がウズベキスタンであるという設定が、本当に上手く機能しているかという点で疑問ですが、玉一個でお釣りがくるだけの値段の分だけは確実に楽しめた気がします。

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電子書籍

アラル海は未だ砂漠のまま

2021/10/08 11:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作者 本当に寡作であるが結構気に入って買い続けている作者である。、われはフランソワ.オルガニスト.天平冥所図会.瑠璃の翼 と随分幅広い作風を持っている。この作品は、オルガニスト に連なるSFファンダジーではあるが、残念ながらオルガニストほどのキラメキは感じられなかった。終盤 突然無理に終わらせたように感じた。シグマ計画による妻と 移植用クローンを組み合わせるとより一層衝撃的な結末を迎えることができるのに と残念に感じた。
アラル海は未だ砂漠のままである。

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紙の本

ちょっと忘れられない位いい。

2001/05/08 20:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どしどし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これは短いですが予想以上に面白かった。雰囲気というか作品世界が独特なところがいい。クローンの扱い方が短絡的でなくて、また、主人公の決断や待ち受けていた未来も読みどころではないでしょうか。結末も申し分ありません。

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紙の本

中編だが深い意図のこもった作品で、SFとしては良い感じ

2000/11/03 22:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2010年、環境工学者のマカロフは、自然環境の悪化、経済格差など人類の危機を打開す
るために優秀な専門家を対象にしたΣ計画に協力し、70年の眠りについた。彼の目的は、
自分のクローン達ー増殖個体群(マルチプリカンド)の《マカロフ》たちに会うことだっ
た。
 クローンなどの生殖技術の発達した未来を描く。この未来予想図はよく言われているの
で、あまりカタルシスは無かった。本書に描かれているクローニングによる増殖個体群と
いう姿に不気味さが感じられなかったのもある。
 なぜ不気味ではないのか、主役のマカロフ0(ノーリ)が、「人生の一回性ー《個》を越
える方法」とクローンに夢を託し、好意的な感情を持って語り手となっているからだ。そ
の「クローン=自分がなり得たかも知れない姿」という憧憬とも言える感情は最後に裏切
られ、マカロフ0は正しく自分という存在の意義を悟ることになるのだが。

 中編だが深い意図のこもった作品で、SFとしては良い感じに仕上がっている。しかし最
後はロマンチックすぎたかも。

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