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  • 販売開始日: 2010/07/22
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • ISBN:978-4-488-53201-7
一般書

フランケンシュタイン

著者 メアリ・シェリー (著) , 森下弓子 (訳)

天才科学者フランケンシュタインが生命の真理を窮めて創りあげたもの、それがこの見るもおぞましい怪物だったとは! あまりに有名な不朽の名作。

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フランケンシュタイン

税込 330 3pt

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みんなのレビュー52件

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評価内訳

現代的視点で読み直す価値が大いにある怪奇小説

2010/02/22 21:24

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 フランケンシュタインが怪物そのものではなくそれを創造した科学者の名前だということは知っていましたが、この小説は子ども時代に少年少女向けにやさしく書き直した版を読んだきりで、そのストーリーはほとんど記憶からこぼれ落ちていました。
 今回改めて読んで驚いたのは、怪物が思いのほか能弁であり、学習によって知見をきちんと養っていった者であることが描かれているところです。彼は自分を振り返っておのれの寄って立つ場所について深い内省を行う力すら備えているのです。

 そして見えてくるのは、フランケンシュタインの怪物が後のハリウッド映画が繰り返し描いたような根っからの化け物ではないとうこと。見てくれが社会一般の人々と異なるがために、孤独感と疎外感を深めていっただけ。つまり彼の怪物性は決してアプリオリのものではなく、社会の側が彼に働きかけ、植えつけていったものだといえます。
 彼が求めたのは、自分と心の共感を交わすことのできる相手。そんなささやかな望みすらかなわないのです。

 さらにフランケンシュタインの怪物は自らの死を決意した時に、悲しいかなようやくひとつの平安を見出してこう叫ぶのです。
 「太陽も星ももはや見えず、頬に遊ぶ風を感じることもない。光も知覚も意識も失せた、その状態に自分は幸せを見出すのだ。(中略)今は死がたったひとつの慰めだ。罪に穢れ、にがい悔恨に引き裂かれて、死以外のどこに安らぎがある?」(296頁)

 読み終えたとき、私の中でこの怪物と近年のいわれなき無差別殺人の犯人たちとが重なって見えました。
 誰にも理解されず深い孤独感と疎外感を抱いた犯人たち。
 死刑で構わない、死刑になるために人を殺した、と明かす犯人たち。

 殺人に正当性など望むべくもないのですが、あの犯人たちの怪物性がどこから来たのかという問題について、この「フランケンシュタイン」が一筋の道を示しているようでなりません。

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「過度の不幸のなかにあってさえ、わたしたちを離さない生への愛とは、まことに不思議なもの」

2010/09/02 17:28

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「怪奇小説」というジャンル分けは、違うような気がするが、
「世にもおそろしい物語」というならぴったり来る。
絶えず罪の意識に苛まれ、孤独に放り出され、
死ぬことでしか安楽を得られないほどに追いつめられる。
それもじぶんが生み出した、
(本来ならば、)慈しむべき存在のために。
この小説は、
若き科学者・ヴィクター・フランケンシュタインの
そんな恐怖と苦悩に満ちた物語であるからだ。

翻訳の文章も研ぎ澄まされている。
巻末の解説は、色々な語り口で物語を分析し、
読書の手助けという役割をきっちりこなしてくれる。
冒頭にあるメアリ自身によるまえがきも、
これから始まる物語にいっそうの興味を引き出す。
「幸運を祈りつつわたしは醜いわが子を世に送り出す」。
怪物を創り出したフランケンシュタインと、
この小説を生み出した作者自身を重ねたこの一行が、
読み終わったあとに効いてくる。

ヴィクター・フランケンシュタインが
愛する者を一人また一人と失っていく哀しみは
想像を絶する。
そしてこの様子があまりにも酷に思えるのは
愛する者たちとの幸せな日々が
描き込まれているからだ。
(フランケンシュタインの父のせりふには
 リアルな誠実さが感じられる)。

そして、じぶんを生み出した人間から一度もきちんと扱われず、
生まれたこと自体を呪われた存在にされたしまった怪物の哀しみ。
知識を蓄えれば蓄えるほど、いかにじぶんが不当な立場なのかを
知っていく苦しみは、耐え難いものがあるだろう。

相反する哀しみはふたつの狂気となり、
おたがいに守るべきもののために対立する。
科学者は、「人類の繁栄」というエゴのために。
怪物は、「明日を生きる」獣性のために。

フランケンシュタインが、
踏み越えてはいけないものを踏み越える前に、
警鐘はもう鳴り始めていたのかもしれない。
でも彼の耳には届かなかった。
そして、彼の過信と傲慢さは
怪物をつくり出してしまったのだ。

いま読んでも決して色褪せることのない、
多くの示唆にみちた小説だと思う。

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SFに分類しても怒られませんよね?

2004/07/28 16:11

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回はSFの古典と言うか元祖と言うか…
SFと言う言葉もなかった時代の作品です。
有名なので名前は知っていると思いますが…
初出は1819年で改訂版(決定版)が1831年です。

あまりにも有名な作品で紹介するのも気が引けるんですが、
教養的に知っておくのもSF者にとって悪くないと思います。
大学などで科学史の授業で教える先生もいるぐらいですし…。
この作品の源となったのは解剖学とガルヴァーニの電気理論です。
筋肉を動かす神経信号は電気であると理論付けました。
実際は複雑な化学と電気の複合メカニズムで筋肉は動くのですが…
作者のメアリーは婚前名をメアリ・ウルストンクラフト・ゴドウィン。
両親は文学者で父親はアナーキストのウィリアム・ゴドウィン。
母親はフェニミズムの創始者メアリ・ウルストンクラフト。
早熟で16歳の時に詩人のシェリーと駆け落ちをしてしまいます。
高名な詩人のバイロンらとの歓談から、この作品は生まれました。
19歳の時です。
同じ歓談から「吸血鬼」も誕生していますが、
それは、また別の話です…。

内容は19世紀のゴシックロマンに分類される作品です。
美しい文体、叙情的な表現、根底に流れるロマンチシズム…。
運命と情熱に翻弄される主人公ヴィクター・フランケンシュタイン。
死体の各器官を寄せ集め、生み出された新しい生命。
人間に受け入れがたい異生命体。
彼は人間に差別され迫害され、人間を愛しながら裏切られます。
言葉を覚え知識を持ち、
「自分は何者か? 名前も無く仲間もいない。親にも見捨てられた。」
自問自答する中で人間に深い絶望と憎悪を生み出していきます。

物語は北極を目指す探検家ウォルトンの手紙で進行します。
北極圏で船が氷に閉じ込められ足止めされるのですが、
そこでフランケンシュタインと彼の怪物に出会うのです。
彼らから身の上話を聞き、結末を見届けます。
神に近づきすぎた科学者の悲劇と若者の盲目的な情熱の悲劇。
それに怪物自身の運命、孤独と苦悩に満ちた成長物語。
科学的関心を持って読むのか?
心理的関心を持って読むのか?
彼らの宿命と結末に哲学的な関心を持つのか?
神学的関心を持つ方もいると思います。
読む人によって何通りもの解釈が生まれてくる作品です。

この作品は何度も再訳、再版されていますし、
映画、アニメ、小説、評論など多くに影響を与えています。
フランケンシュタイン・コンプレックスなんて言葉もありますし。
(ちなみにアシモフ老師が名付け親)
近代SFの持つ要素を本作に見出すこともできるでしょう。
映画なんか40作以上作られている人気者です(笑

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2007/04/23 01:50

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2008/01/13 12:21

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2008/08/11 04:34

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2009/05/03 22:14

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2010/01/30 20:11

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2010/11/04 22:19

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