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天空の帝国インカ
著者 山本紀夫 (著)
インカ帝国を頂点とするアンデス文明の興亡の謎に挑む。世界遺産のひとつマチュ・ピチュは、インカ帝国を代表する遺跡である。南米大陸最大の領土を誇ったインカ帝国は、多くの謎とロ...
天空の帝国インカ
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天空の帝国インカ その謎に挑む (PHP新書)
商品説明
インカ帝国を頂点とするアンデス文明の興亡の謎に挑む。世界遺産のひとつマチュ・ピチュは、インカ帝国を代表する遺跡である。南米大陸最大の領土を誇ったインカ帝国は、多くの謎とロマンに満ちている。なぜアンデス高地という数千メートルもの高地にマチュ・ピチュはつくられたのか。この石造建築にみる驚異の石積み技術と、山を切り開くようにつくられた壮大な階段耕地は、訪れた世界の見学者を驚かせている。さらに、この地域は「栽培植物の宝庫」であり、ここを原産として世界に広がった作物はジャガイモやトマトやタバコや綿など、数十種にものぼる。そもそも、インカ帝国はなぜ突然に拡大発展し、急に滅びていったのか。40年余りにわたり、この地を調査してきた民族学者である著者は、インカ帝国を滅ぼしたスペインたちの文献と、自らの調査結果から、インカの先住民たちの精神世界に思いを馳せる。スペイン人たちが異端とみなした、「異形の神々」ワカ信仰こそが多くの謎を解く鍵であると確信し、本書を著す。
著者紹介
山本紀夫 (著)
- 略歴
- 1943年大阪市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。民族学、民族植物学、山岳人類学を専攻。著書に「インカの末裔たち」など。
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丁寧な解説
2022/12/03 11:34
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者の書いた、じゃがいもの話や唐辛子の話がなかなかに面白かった。その作物のオオモトと言えるインカ帝国の話なので本書を読んでみた。先に読んだ本と当然ある程度の内容の重複はあるが、本書後半の「異質なものを崇拝する」という話はとても面白かった。だから様々な品種の作物が生まれた という説は大変に説得力がある。同調圧力の強い日本と比べてしまった。