火の鳥　3

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投稿者：なのはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

火の鳥未来編。35世紀の未来の荒れ果てた地球が舞台です。地上は生き物が存在できる環境ではなくなっており、人間は地下の五大都市で細々と暮らしていました。しかし科学の進化は止まり過去を回顧する風潮が蔓延している退廃的な世界、そんな中で禁止された宇宙生物ムーピーとともに地上に出たマサトの姿を描いた超ダイナミックなＳＦストーリーでした。前半は緊縛した逃避行の物語、後半は宇宙規模のダイナミックな時空が舞台の斬新な描写と、まったく古さを感じない漫画でした。これだけの壮大なストーリーを構築できるなんて、本当にすごいと思います。まったく手塚治虫氏の頭の中はどんな構造になっていたのでしょうか。火の鳥シリーズの中でもかなり完成度の高い作品だと思います。

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投稿者：qima　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

それにしても、なんというか普遍的な魅力があると言わざるを得ない作品です。過去に読んだ記憶もあるのに、なんでこんなにいつも新鮮に感じるのでしょうか。