- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2012/04/27
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-352103-0
電子書籍
ヘルプマン!(3)介護虐待編
著者 くさか里樹(著)
介護虐待の闇に迫る!! 親の「世話」が「虐待」に変わる瞬間。――脳溢血の後遺症で半身麻痺が残る幸助(こうすけ)と、半年間その介護をしてきた妻の玉緒(たまお)。55歳で早期...
ヘルプマン!(3)介護虐待編
商品説明
介護虐待の闇に迫る!! 親の「世話」が「虐待」に変わる瞬間。――脳溢血の後遺症で半身麻痺が残る幸助(こうすけ)と、半年間その介護をしてきた妻の玉緒(たまお)。55歳で早期退職し、実家に戻ってきた正孝(まさたか)は、尊厳を失った父親の姿に動揺を隠せない。そんな折、玉緒も倒れて入院。幸助の介護と必死に向き合うが、当の幸助は「恩知らず」「出来そこない」と罵るばかりで……。
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紙の本
頑張る人ほど虐待に変わるかも
2006/09/18 01:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななかまど - この投稿者のレビュー一覧を見る
早期退職で実家にもどった一人息子の正孝。実家では半年前に脳溢血で寝たきりなった父を、母一人で介護していた。昔から厳格だった父は思うように身体を動かすことのできない今の自分を認められず、どんなに一生懸命介護をしても家族にあたりちらす。夜中でも2時間おきに起こされトイレの世話。ついに母が背骨を傷めて入院してしまう。
レトルトの食事、夜間のオムツ、介護申請、息子は自分のできる範囲で共倒れにならぬよう必死に介護を続けるが、ことごとく父に拒否され、ついに父に手を出してしまう。立場が逆転し優位に立つ息子と怯える父。息子の虐待はエスカレートし、父は自分の中に閉じこもってしまう。あまりの変わりように正孝の友人が市役所に相談に行くが、虐待の証拠がなくて動けず。ひょんなことから百太郎に話がいき、彼が家にもぐりこんでみると‥
前回のように身体は丈夫で痴呆も大変だが、頭だけが前と同じで身体の自由がきかないのもまた大変。介護者の方も上手く手を抜いたり息抜きをしたりできる人ならこんなことにはならない。頑張る人ほど危ない。殴ることはもちろん虐待だが、自立のためのリハビリを強いてやらせるのも、虐待と紙一重になってしまうのが怖い。専門家の手を借りることはやはり必要。なかなか来てもらえないかもしれないが。
ちなみに、この巻の終わりではまだ解決の糸口が見えてきたばかり。続きは4巻に持ち越し。
電子書籍
自宅介護
2018/09/23 22:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:034 - この投稿者のレビュー一覧を見る
早期退職をして父親の介護をする息子のストーリーです!介護に苦しむ息子と母親、また介護される父親も苦しむ。この親子は、この先どうなるのか。ヘルプマン恩田は助けることができるのか?