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電子書籍
警視庁情報官 シークレット・オフィサー
著者 濱嘉之
警視庁情報室。それは警視庁が秘密裏に組織した情報部門のプロ集団である。情報室へ舞い込んだ1通の怪文書。エース情報官・黒田は、抜群の情報収集力と分析力で、政・官・財界そして...
警視庁情報官 シークレット・オフィサー
警視庁情報官 1 シークレット・オフィサー (講談社文庫)
商品説明
警視庁情報室。それは警視庁が秘密裏に組織した情報部門のプロ集団である。情報室へ舞い込んだ1通の怪文書。エース情報官・黒田は、抜群の情報収集力と分析力で、政・官・財界そして世界的な宗教団体までもが絡む一大犯罪の疑惑を嗅ぎつけるが……。公安出身の著者による迫真の「インテリジェンス」小説。
目次
- プロローグ
- 第一章 公安部長の野望
- 第二章 『ゼロ』出身のエース
- 第三章 コリアン・マフィア
- 第四章 日本の闇に挑む
- エピローグ
著者紹介
濱嘉之
- 略歴
- 1957年福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。警視庁入庁、警備部、公安部、内閣官房などに勤務。「警視庁情報官」で作家デビュー。他の著書に「公安特命捜査」「電子の標的」がある。
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電子書籍
おもしろい
2015/08/09 01:25
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
セール価格で安いので買いましたが、なかなか楽しめました。電子書籍は手軽で便利で良いです。また、何か購入してみたいです。
紙の本
警察組織の教科書
2022/01/08 14:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察の役職名とその階級が具に判る一書です。また公安についても描かれてあり、知識になりました。前職が警察ですから、当然かもしれませんが。また公安というと、どうしても胡散臭いというか、謎の実体という感じがありましたが、当たらずとも遠からじ、です。
濱氏は本書でデビューですので、本書は小説というより、警察組織の解説書的な要素が強かったです。小説としての読み応え感が前面に出ていれば、エンタメ性もあったと思います。
紙の本
薄っぺらい主人公
2010/11/19 13:20
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
実在の事件をベースに話を組み立てているので、ある程度は読めます。
ただ、この作家さんの処女作のせいか、説明書きが多すぎる感がある。
それよりも、気になったのが、主人公の厚みのなさ。人生に挫折したことのない主人公が、出世を繰り返しながら、情報マンとして活躍して、巨悪を叩く。しかし、主人公に魅力がない。
主人公に厚みを与えるために、過去に挫折などの陰の部分を作り、その陰のために、特徴的な性格が出来上がりました。王道のパターンならば、子供のころに父親が殉職してとか、学生時代に恋人が死んでしまってとか、恩師がなぞの失踪をしてとか、ちょっとしたアクセントをつけるんだけど、それがない。
ただ、優秀な人間が、興味を持った情報を武器に仕事をして、誰からも信頼させるような魅力を最初からもっていて、苦労もせずに、恋人も手に入れて、終了までいく。
最後は、ちょっと、やりすぎたから、離島へ飛ばされるけど、そこでも、人生を楽しんで、ちゃんちゃん。
ぜんぜん、面白みがない。
よく編集部は、OKを出したな。
プロットの段階で少しは考えるだろ?
と思ってしまう作品でした。